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福寿寺
京都府南丹市にある曹洞宗の寺院 ウィキペディアから
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福寿寺(ふくじゅじ)は、京都府南丹市にある曹洞宗の寺院。山号は医王山[1]。通称、京都帝釋天(きょうとたいしゃくてん)の名で知られる帝釈天堂を管理している。
概要
福寿寺所蔵の「紫雲山小倉寺縁起」が伝える伝承によると、宝亀11年(780年)、和気清麻呂が丹波国船井郡吉富庄舟枝村(現在地)にて帝釈天像を感得し、一宇を建立し、紫雲山小倉寺と称したのが帝釈天堂の始まりであるという。[2]
以来、京都の仙洞御所や園部藩主小出伊勢守等、多くの人々の崇敬を集めてきた。また、近畿地方の庚申信仰の一大拠点であり、江戸時代には「庚申さん」の名で知られていた。現在でも庚申の日には多くの人が参詣する。
帝釈天堂は、福寿寺本坊から離れた山上にあり、山麓から本堂石段下まで約700メートルの間には、「願いの鐘」と呼ばれる鐘が108基、数珠のように連なる。参拝者がそれを1つ1つ静かに打ち鳴らすことによって、帝釈天に願いを聞いてもらう趣旨となっている。境内には庚申にちなんで石像や木像等、猿に関連したものが多い。
祭日
関連項目
境内
- 参道(願いの鐘)
- 映画「男はつらいよ」・寅さんの鐘
- 参道(庚申塔)
- 仏足石
- 小石結び
- 猿の石像
脚注
外部リンク
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