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種子島空港 (初代)
日本の鹿児島県にかつて存在した空港。2006年廃港。 ウィキペディアから
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種子島空港(たねがしまくうこう)は鹿児島県熊毛郡中種子町(種子島)に存在した第三種空港である。2006年3月16日に廃止された。
概要
鹿児島県熊毛郡中種子町野間に所在していた。供用廃止直前には、滑走路は1,500×45mで、大阪国際空港及び鹿児島空港への路線が存在していた。
当空港から約8km北の中種子町砂中に新たな種子島空港が2006年3月16日に「コスモポート種子島」の愛称で開港し、当空港は同日に供用廃止となった。新海誠監督のアニメーション映画秒速5センチメートルのコスモナウトに当空港が登場した。2018年現在、管制塔が取り壊された以外はそのままで、ターミナル建物は廃墟とまではならずも、電気設備会社の資材置き場倉庫となっている[1]。
滑走路の跡地を利用して、自衛隊や米軍の演習が行われている[2][3][4][5]。
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歴史
施設
チケット受付、及び手荷物カウンター、待合所、土産物品店、コロンビアと言う喫茶・食堂が併設されていた。
- 待合所とカウンター(2002年)
- 種子島空港に駐機中のYS-11(日本エアコミューター機、2006年)
- ターミナルビル(ビル左手に管制塔があった、2015年)
- 正面が待合所との連絡口、右手が駐機場(2015年)
- 道路は鹿児島県道589号種子島空港線、左側の電柱奥にある建物は朝日航洋のヘリコプター営業所跡
(種子島空港ホテル跡地から撮影、2015年) - 現状の旧空港ターミナルビル(2019年)
安納飛行場(西之表町営)について(参考)
旧種子島空港が開港するより先に、当時の西之表町(現・西之表市)が、1961年(昭和36年)に町営飛行場として西之表町安納に「安納飛行場」を開場させている。
旧種子島空港と共存の時期もあったが、滑走路長が900m x 40mと短く、富士航空の4人乗りセスナ機の不定期便や東亜国内航空の10人前後乗りの小型機による運航が不定期で行われたが、1964年に休航。旧種子島空港との共存が確立せず、1966年(昭和41年)に廃港となった。滑走路跡地にはエビの養殖場および南側に野球場が建設された[6]。
- 安納飛行場の空中写真(1967年)
解像度が低いため黄色矢印で、滑走路位置を図示。 なお、石原裕次郎、二谷英明主演の映画零戦黒雲一家がロケ地となり、1962年以前の当時の様子が分かる。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
脚注
関連項目
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