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稲叢山

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稲叢山
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稲叢山(いなむらやま)は、四国山地西部に属するである。新日本百名山および四国百名山に選定されている[1]。山名は頂上がに似た叢(くさむら)に覆われていたことに由来する。

概要 稲叢山, 標高 ...


概要

随所に垂直に切り立った急峻な絶壁が見られる山容であり「鬼城山」とも呼ばれ、登山道途中には鎖場もある。山腹はブナ林で覆われ、5月にはアケボノツツジが開花する。

稲叢山周辺には平家の落人伝説もあり、山頂にはが祀られる。稲叢山の南西側の戸中山(1,261m)山麓の標高800m付近には戸中村があり、江戸時代には内番所が設けられていた[2]。この戸中地区はかつて安徳天皇が潜幸した伝説で知られ、吾川郡に通ずる街道筋であり木の根が張り出す難所が多く「木の根三里」とも呼ばれたが、現在では街道筋の大半が大橋ダムに沈む。

山頂には二等三角点、「稲村ケ台」が設置されている[3]。南東側山腹には稲村ダムがある。山頂からの見晴らしは良好で、石鎚山瓶ヶ森および笹ヶ峰など石鎚山脈の山々や太平洋などを望む。

登山ルート

稲村ダム建設以前は人を寄せ付けない山とされてきたが、ダムから洞窟ルートおよび小道ルートが整備され、今日では手軽な登山となっている。

ギャラリー

脚注・参考文献

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