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第五号型掃海艇

日本の掃海艇の艇級 ウィキペディアから

第五号型掃海艇
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第五号型掃海艇(だいごごうがたそうかいてい)は日本海軍掃海艇。同型艇2隻。海軍省が定めた艦艇類別等級別表では、本型の2隻とも第一号型に含まれる[3]

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概要

1920年(大正9年)の八八艦隊案では第一型掃海艇6隻の建造が予定されていたがワシントン軍縮条約締結の影響でうち3隻が起工が遅れた。それにより最後の2隻は設計を若干改めて竣工、それが本型である。主な変更点は

  • 船体寸法を若干増大、排水量で約20トン増える。
  • 前マストを1本マストから3脚マストに変更。
  • 第1煙突が竣工時より高められた。
  • 竣工時より砲に盾を装備。
  • 掃海具、爆雷投下台の変更など。

また、8cm高角砲は竣工直後に13mm単装機銃1挺と交換されたといわれる[4]

2隻とも太平洋戦争に参加、第6号は緒戦の上陸作戦時に早くも失われ、残った第5号も1944年に戦没した。

同型艇

第五号掃海艇

1925年2月25日竣工(三井玉)。1944年11月4日マラッカ海峡で英潜の雷撃を受け沈没。

第六号掃海艇

1925年2月25日竣工(大阪桜島)。1941年12月26日クチン泊地でオランダ機の爆撃をうけ沈没。

脚注

参考文献

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