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第62回東京箱根間往復大学駅伝競走

1986年の箱根駅伝 ウィキペディアから

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第62回東京箱根間往復大学駅伝競走(だい62かいとうきょうはこねかんおうふくだいがくえきでんきょうそう)は、1986年1月2日 - 1月3日に開催された第62回目の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)である。前回大会のシード校9校と、予選会を勝ち抜いた専修大学、駒澤大学、国士舘大学、東海大学、明治大学、亜細亜大学[1] の15校が出場した。

概要 試合日程, 出場校 ...

実施日程

  • 往路:1986年1月2日
    大手町読売新聞東京本社前(スタート)→鶴見→戸塚→平塚→小田原→箱根町芦ノ湖駐車場入口(ゴール)
  • 復路:1986年1月3日
    箱根町芦ノ湖駐車場入口(スタート)→小田原→平塚→戸塚→鶴見→大手町読売新聞東京本社前(ゴール)
    • 予選会:1985年11月3日     大井埠頭周回コース

この大会より、6区のコースが100m延長(小田原中継所が東京方面に移動)された。

概要

往路では4区で先頭に立った早大が、4区・5区の連続区間賞で差を広げ往路3連覇を果たした。駒大は花の2区で大八木弘明が区間賞を獲得。3区では大学史上初めてトップでタスキリレーするなど見せ場を作り、過去最高の往路2位に入った。

往路を終わってトップと6分32秒差の5位と出遅れた順大は、7区の石原典泰が区間賞の走りで2位に浮上。それでも9区終了時点で早大と2分06秒の差があったが、10区の工藤康弘が中間点付近で早大をかわし、2分41秒の差をつけ大逆転で総合優勝を果たした。

この大会までに10区での逆転劇があったのは、第1回・第5回・第13回・第22回・第40回・第47回の6回のみで15年ぶりのことであった[2]。また、全中継所1位通過無しでの総合優勝は第97回大会の駒大まで35年間現れなかった。澤木啓祐監督に率いられた順大はこの大会から4連覇を果たすこととなる。早大は選手層の薄さから10区に800mを専門とする選手を起用せざるを得ず、復路成績は9位であった。9区・10区で連続区間賞を獲得した大東大が復路2位の成績を修め往路6位から順位を3つ上げ総合3位。駒大が過去最高の総合4位に入った。日大は往路で14位と大幅に出遅れ、総合12位に終わり初めてシード権を失った。

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成績

総合成績

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9位以内の大学には次大会のシード権が与えられた。
  • 総合優勝 順天堂大学 11時間19分33秒
    • 往路優勝 早稲田大学 5時間41分35秒
    • 復路優勝 順天堂大学 5時間31分26秒

往路成績

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'注1')メンバーの名前の()内の数字は学年。

復路成績

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'注1')メンバーの名前の()内の数字は学年。

区間賞

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区間記録

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  • 太字は区間1位。色つきは区間新記録。

各区間順位

1区

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2区

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3区

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4区

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5区

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6区

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7区

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8区

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9区

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10区

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その他

  • 1区で大東文化大学2年の只隈伸也が3位、5区では東海大学3年の大崎栄が5位、8区では筑波大学1年の弘山勉が13位、10区で日本体育大学1年の川嶋伸次が走り区間9位となっている。
  • この年を以て、ダイジェストおよびゴール生中継を行ってきたテレビ東京が中継を撤退した。

脚注

外部リンク

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