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精巣上体炎
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精巣上体炎(せいそうじょうたいえん、英: Epididymitis)とは、精巣上体(副睾丸)に炎症が起こる病気の事である。副睾丸炎(ふくこうがんえん)とも呼ばれる[3]。炎症が拡大して精管が侵された場合は精管炎(英: Deferentitis, Vasitis)、精索構造全体に及ぶと精索炎(英: Funiculitis)と呼ばれる[4]。
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原因
大腸菌、ブドウ球菌、連鎖球菌などの細菌の感染が原因とされる。他の離れた感染巣から血行感染する場合もあるが、多くは前立腺や膀胱などの近接臓器に感染があって、細菌が精管を通って精巣上体に侵入する事で起こる。発症頻度は高く、何らかの原因で感染を起こしている場合にのみしばしば見られる[3]。
症状
寒気や高熱と共に陰嚢が赤くむくんで大きくなる。精巣上体も大きく腫れて硬くなり、強い痛みと圧痛を感じる。痛みは陰嚢を持ち上げると軽くなる。重くなると太腿の付け根(鼠径部)も腫れるため、歩きにくくなる[3]。
治療
陰嚢に冷たい湿布を当てて陰嚢をサポーターで固定する。病原菌に有効な抗生物質を投与すれば数日から10日ほどで熱は下がる。ただし、精巣上体のしこりは3か月から半年の間にかけて残る事がある。膿瘍がある場合は、陰嚢を切開して膿を出す事になる[3]。
脚注
参考文献
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