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純資産
会社の資産総額から負債総額を差し引いた金額 ウィキペディアから
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純資産(じゅんしさん、英: net worth、net asset)は、会計学の用語であり、簿記における勘定科目の区分の一つである。会社の資産総額から負債総額を差し引いた金額を指す。なお、差引金額がマイナス(欠損)であっても「純資産」と呼ぶ。

貸借対照表は、資産の部、負債の部、純資産の部しか存在しない。純資産は、負債とともに貸方に記載される(貸借対照表に載る項目のうち「負債でないもの」である)。純資産は、株主に帰属する純粋な資産(株主資本)となる部分とそれ以外の部分に区分される。
かつては、資本(しほん、英:capital)あるいは(広義の)自己資本(じこしほん、英: ownership equity)、株主資本(かぶぬししほん、英: shareholder's equity)と呼ばれていた。日本では2005年12月9日に企業会計基準委員会の企業会計基準第5号「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」において、「純資産」を正式名称と定義された[1]。
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表記と分類
- 株主資本
- 評価・換算差額等 - いずれも株主資本ではない
- その他有価証券評価差額金など
- 繰延ヘッジ損益など - 資産の部・負債の部には載らない
- 土地再評価差額金など
- 為替換算調整勘定
- 繰延税金資産・負債修正差額
- 新株予約権 - 負債ではなくなった
- 非支配株主持分 - 連結会計の場合のみ。独立した項目でなく純資産であるとした
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特記事項
- 評価・換算差額等については、これらに係る繰延税金資産または繰延税金負債相当額を控除する(これらは資産の部・負債の部となる)。
- これまで負債または資産とされてきた項目が純資産となった。
- 合併差益は廃止され、全額が当期利益となる。
- 親会社株式については連結会計では非支配株主との配分を行う。
関連項目
脚注
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