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絶唱 (1975年の映画)
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『絶唱』(ぜっしょう)は、1975年12月20日に公開された日本映画。配給は東宝。原作は大江賢次の同名作品。山口百恵文芸作品第三弾。公開時の惹句は、「許して下さい 今日までの私を…あなたに捧げた短い命 哀しい運命の山鳩は 遠く遥かな蒼空へ 涙も枯れて飛んでゆく……最高のコンビで綴る美しく哀しい文芸ロマン!」である[4]。1976年度の興行成績ベストテンで第5位となった[2][3]。観客動員数は240万人[5]。
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あらすじ
昭和17年、山陰の大地主で「山園田」と呼ばれる園田家の跡継ぎ・順吉は父親が勧めた見合いを断り、山番の娘で奉公人の小雪と結婚すると言い出し、父親と口論になる。いたたまれない小雪は実家に戻るが、順吉は小雪を迎えに行き、小雪も順吉の愛を受け入れる。二人は駆け落ちし、鳥取砂丘のある小さな町で、順吉の友人たちの支援を受けて暮らし始める。だが順吉にも友人たちにも召集令状が届き出征する。順吉と小雪は毎日午後三時、それぞれの地で「吉野木挽き歌」を歌う約束をする。小雪は働きながら順吉の帰りを待つが、肺を患う。終戦を迎え、昭和21年、順吉の父親が死去。村八分にされていた小雪の母親は小雪の元へ急ぐ。小雪は病気が悪化し、友人たちの看病を受けていた。小雪はうつろな意識の中で砂丘を超える順吉の足跡を聞く。ようやく復員した順吉の胸で小雪は息を引き取る。順吉は小雪の結婚式と葬式を同時にやりたいと考え、小雪に花嫁衣裳を着せ、花嫁行列を作って園田家に帰宅。死んだ花嫁と順吉の婚礼が挙げられ、列席者はみな涙を流すのであった。
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キャスト
主題歌
スタッフ
同時上映
『裸足のブルージン』
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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