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美々信号場
北海道千歳市にある北海道旅客鉄道の信号場 ウィキペディアから
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美々信号場(びびしんごうじょう)は、北海道千歳市美々にある北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線の信号場。電報略号はヒヒ、事務管理コードは▲131410[2]。旅客営業時代の駅番号はH15。

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歴史
1926年(大正15年)8月21日、北海道鉄道札幌線(後のJR北海道千歳線)の開業と同時に旅客扱いも行う駅として設置された[1][新聞 1]。当時、駅の周辺は犬上商船の経営者で北海道鉄道の社長でもあった、犬上慶五郎が所有する犬上牧場が広がっており、犬上が自身の所有地近くに設置した[新聞 1]。
その後利用客僅少により、2017年(平成29年)3月4日のダイヤ改正に併せて旅客営業を終了し[報道 1]、信号場となった[新聞 2]。
年表
- 1926年(大正15年)8月21日:北海道鉄道(2代)札幌線の駅として開業[1]。旅客・荷物を取扱い。
- 1943年(昭和18年)8月1日:戦時買収により北海道鉄道が国有化され、鉄道省(国鉄)千歳線の駅となる[1]。
- 1968年(昭和43年)
- 1974年(昭和49年)10月1日:荷物取扱い廃止[4]。
- 1979年(昭和54年)8月:跨線橋着工[5]。
- 1980年(昭和55年)
- 1981年(昭和56年)10月以前:駅舎改築[注 1][5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1]。
- 1995年(平成7年):同年ごろ、千歳科学技術大学や工業団地「千歳美々ワールド」への通勤通学客の利便を目的に駅舎移転の検討も行われる。しかし南千歳駅と至近、等の事情で立ち消えとなる[5]。
- 2004年(平成16年)4月:ホームを延伸し、定期列車のドアカットを廃止[9]。
- 2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始[1]。
- 2016年(平成28年)6月:JR北海道が千歳市に対して、当駅を廃止する意向を伝え、千歳市もこれを容認[新聞 1][新聞 3]。
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)1月:ホーム撤去[5]。
信号場名の由来
地名より。現在の美々川のアイヌ語名が転訛したものである[12]。
由来は諸説あり、「ペッ・ペッ(pet-pet)」(川・川[注 2])あるいは「ペペ(pe-pe)」(水・水[注 3])が原義と考えられている[12]。
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構造
複線の間に上下待避線1線を有する信号場。
旅客駅時代は、駅舎側から単式1面1線(3番線)、島式1面2線(2・1番線)、計2面3線のホームを持つ地上駅で、互いのホームは跨線橋で連絡していた。千歳駅管理の無人駅で、簡易Kitaca改札機が設置されていた。
旧駅舎は信号場の管理用施設として維持する方針となっている[新聞 5][新聞 6]。
- 美々駅時代の駅舎(2004年7月)
- 設置されていた簡易Kitaca改札機(2017年3月1日)
- ホーム(2017年3月1日)
- 駅名標(2017年3月1日)
利用状況
旅客営業時代の利用状況は次の通り。
周辺
- 国道36号
- 美々貝塚
- 千歳市環境センター
- 新千歳モーターランド
新千歳空港駅と同じ千歳市美々に位置し、両駅間の直線距離は3kmにも満たない。しかし、空港ターミナルビルからは滑走路を挟んで反対側に位置するため、当駅で降車しても空港まではかなりの距離があった。
隣の駅
脚注
関連項目
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