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色づく世界の明日から
P.A.WORKS制作による日本のテレビアニメ作品 ウィキペディアから
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『色づく世界の明日から』(いろづくせかいのあしたから、英題: Iroduku: The World in Colors)は、P.A.WORKS制作による日本のアニメーション作品。柿原優子シリーズ構成・脚本、中西やすひろ一部脚本、篠原俊哉監督によるオリジナル作品である。
2018年10月から12月にかけて毎日放送「アニメイズム」B2枠ほかにて放送されたテレビアニメ・深夜アニメ[2]

日常の中に小さな魔法が残る少し不思議な世界で、長崎県長崎市を舞台に[3]、祖母の時間魔法によって西暦2078年から2018年へとタイムスリップした、魔法使い一族の色覚を失った少女・月白瞳美の物語を描く[4][5][6]。
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あらすじ
![]() | この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
登場人物
要約
視点
身長は設定資料より。
主要人物
- (つきしろ ひとみ)
- 声 - 石原夏織[2][7]
- 本作の主人公。高校2年生。身長165cm。魔法使いの家系だが魔法を嫌悪している。神秘的な印象を与える美少女。左耳にアズライトの耳飾りをつけている。
- 祖母の琥珀の魔法で2078年から60年前の2018年へと送られるが、その当時、琥珀はイギリスへ留学しており日本にはおらず、60年前の月白家に居候することになる。
- その後、月白家の面々の勧めによりマジカルステイとして南ヶ丘高校へ編入することになる。後に写真美術部へ入部する[8]。
- 幼いころに色が見えなくなり、いつしか他人に心を閉ざすようになる。しかし、唯翔の絵を見た時に色が見えたことで、もう一度色を見たいと思うようになる。
- (つきしろ こはく)
- 声 - 本渡楓(2018年)[2][7]、島本須美(2078年)[7]
- 瞳美の祖母で瞳美を2078年から2018年へ送った張本人。2018年当時は高校2年生。身長160cm。瞳美が60年前に到着した時はイギリスに留学していた。胸にアズライトの首飾りをしている。
- 魔法で人を幸せにすることが好きで、日本にいた頃はよく魔法を暴走させ学校の備品を破壊していたトラブルメーカー。同級生の一部からは恐れられており、教師からも何枚も始末書を書かされている。
- 瞳美が自分を訪ねてきたということを知り、留学を取り止めて日本に戻ることを決めた。元は魔法部に入部していたが廃部となっており、帰国後は瞳美と同じく写真美術部に入部し「魔法写真美術部」への改名を提案する。
写真美術部
瞳美と琥珀の加入により、第5話で「魔法写真美術部」に改名される。
- 葵 唯翔(あおい ゆいと)
- 声 - 千葉翔也[2][7]
- 高校3年生の男子生徒。身長175cm。父親はおらず母子家庭。写真美術部の一員で、タブレット端末で絵を描いている。
- 2018年にやって来た瞳美が唯翔の部屋で目を覚まし、部屋の窓から出ている所を目撃されたことが原因で恋仲だと誤解されてしまう。瞳美が魔法使いということも初めは半信半疑だったが、瞳美が魔法使いであることを証明する為に魔法を使うことを無理強いしたことを申し訳なく思っている。彼女に対しては共に過ごす中で特別な感情が芽生えてゆく。
- 風野 あさぎ(かざの あさぎ)
- 声 - 市ノ瀬加那[9][7]
- 高校2年生の女子生徒。身長155cm。瞳美の編入した南ヶ丘高校でのクラスメイト。写真美術部の一人で、よく生き物の写真を撮っている。実家は写真館を営んでいる。部長の将とは幼馴染の関係で、彼に恋心を抱いている。
- 川合 胡桃(かわい くるみ)
- 声 - 東山奈央[9][7]
- 高校3年生の女子生徒。身長163cm。写真美術部の一人。好奇心が旺盛で、瞳美を唯翔の彼女と誤解してお節介を焼いていた。千草とはよくケンカするが、彼に対して好意を抱いているような場面も見られ、片想いに悩むあさぎにアドバイスを送った。お化けが苦手。
- 山吹 将(やまぶき しょう)
- 声 - 前田誠二[9][7]
- 高校3年生の男子生徒。身長178cm。写真美術部の部長。風野の写真館でアルバイトもしている。唯翔とは小学生のころからの付き合い。面倒見が良く、真面目な性格だが、幼馴染のあさぎの好意に気付かないなど、鈍感な面も見られる。一時期は瞳美に好意を抱き、告白をするも断られてしまう。
- 深澤 千草(ふかざわ ちぐさ)
- 声 - 村瀬歩[9][7]
- 高校1年生の男子生徒。身長173cm。写真美術部の一人。南ヶ丘高校に入学する以前から写真美術部に顔を出していた。唯翔とはバイト先の喫茶店の同僚でもあり、その中性的な顔立ちから女性人気が高い。ノリが軽い性格で、先輩である胡桃の事をよくからかっている。
家族関係者
- 月白 瑠璃(つきしろ るり)
- 声 - 大原さやか[7]
- 琥珀の母で、瞳美の曾祖母。未来から来た瞳美を娘のように受け入れている。琥珀が学校で魔法を暴発させる度に、学校まで謝罪をしに行っている。
- 月白 柚葉(つきしろ ゆずは)
- 声 - 潘恵子[7]
- 琥珀の祖母で、瞳美の高祖母。高名な魔法使いらしく、まほう屋は繁盛している。
- 月白 弦(つきしろ げん)
- 声 - 森川智之[7]
- 琥珀の父で、瞳美の曾祖父。魔法使いではない一般人であるが、未来からきた瞳美を快く受け入れる度量の広さを持っている。
- 葵 遙(あおい はるか)
- 声 - 本田貴子[7]
- 唯翔の母。女手一つで唯翔を育てているが、絵ばかり描いている息子を心配している。
- 風野 光瑛(かざの みつあき)
- 声 - 丹羽正人
- あさぎの父。写真館を営んでいる。
- 川合 苺花(かわい いちか)
- 声 - 橘えみり
- 胡桃の姉。パティシエとして働いており、胡桃からは尊敬されている。
その他
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用語
- 魔法
- 本作の世界観では、現実社会に魔法使いが一部存在し、魔法使いや魔法の存在は公知になっている。ただし、時間遡行のような高度なものは知られていなかった。
- まほう屋
- 月白家が経営している魔法販売店。琥珀の実家であり、未来から来た瞳美の居候先。琥珀の母が店長を務めている。瞳美が店番を頼まれて手伝うこともある。長崎市琴海に実在するカフェがモデル[10]。
- 星砂
- まほう屋の商品。瓶や袋に入った魔法が込められた砂。魔法の種類によって色が違う。調製には一定の習熟が必要である。一般人でもこれを解放することで一時的に簡単な魔法が使える。瞳美を60年前へと送る際にも用いられている。
スタッフ
- 原作 - ヤシオ・ナツカ
- 監督 - 篠原俊哉[7]
- シリーズ構成 - 柿原優子[7]
- キャラクター原案 - フライ[7]
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 秋山有希[7]
- プロップデザイン - 宮岡真弓、石本剛啓
- 美術監督 - 鈴木くるみ[7]
- 美術監修 - 東潤一[7]
- 美術設定 - 宮岡真弓
- 色彩設計 - 中野尚美[7]
- 撮影監督 - 並木智、富田喜允[7]
- 3D監督 - 桐谷太力[7]
- 編集 - 高橋歩[7]
- 音響監督 - 山田陽[7]
- 音楽 - 出羽良彰[7]
- 音楽プロデューサー - 西村潤
- 音楽制作 - NBCユニバーサル・エンターテインメント
- プロデューサー - 小倉充俊、山崎史紀、川村仁、辻充仁、前田俊博、青井宏之、柏木豊、田中翔太、和泉勇一、相田剛
- アニメーションプロデューサー - 山本輝
- プロデュース - インフィニット
- アニメーション制作 - P.A.WORKS[7]
- 製作 - 「色づく世界の明日から」製作委員会
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主題歌
各話リスト
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放送局
インターネットではAmazonプライム・ビデオにて、同年10月5日より中国本土を除く全世界に独占配信[14]。
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Blu-ray BOX
関連番組
『TVアニメ「色づく世界の明日から」特別番組 石原夏織が行く、色づく長崎の旅』は、同年11月11日にAT-Xにて放送された特別番組。出演は石原夏織(月白瞳美役)、声の出演は本渡楓(月白琥珀役)、ナレーションは千葉翔也(葵唯翔役)[18]。石原が本渡演じる琥珀とともに長崎の各施設を巡り、その魅力を伝える。Blu-ray BOX1には映像特典として収録されている[19]。
イベント
色づく世界の明日から Blu-ray BOXリリース記念イベント
2018年12月16日に、とらのあな秋葉原店C イベントスペースで開催。トークイベントで、石原夏織(月白瞳美役)、本渡楓(月白琥珀役)が出演。とらのあな対象店舗にて対象商品を全額内金で予約した者に先着で配布された「イベント参加券」の所持者のみ入場可能。
色づく世界の明日から×リアル謎解きゲーム〜ようこそ魔法写真美術部へ!〜
2019年7月12日から7月29日にかけて、有楽町マルイ8F イベントスペースで開催。周遊型のリアル謎解きゲームで、スマートフォンを使ってキャラクターとやり取りしながら学園祭の前日譚を体験することができた[20]。参加キット購入者がプレイ可能で、制限時間はないがプレイ出来るのはイベント開催時間内に限られる。
色づく世界の明日から 背景美術中心 特別展
2019年11月1日から2020年1月5日にかけて、グラバー園旧三菱第2ドックハウスで開催。アニメで使用された背景画や人物画など30点を、物語の中で登場したグラバー園で展示[21]。グラバー園の入場料のみ料金がかかる。
色づく世界の明日から トークショー~キミノイクベキトコロ、長崎~
2019年11月23日に平和会館ホール 平和会館3Fで開催。トークイベントで、石原夏織(月白瞳美役)、本渡楓(月白琥珀役)、篠原俊哉(監督)が出演。イベントチケット購入者が入場可能。
凪のあすから×色づく世界の明日から×白い砂のアクアトープ コラボレーション展「海の色を巡りに」
P.A.WORKS×篠原俊哉がタッグを組んで制作されたテレビアニメ『白い砂のアクアトープ』の放送を記念した、『凪のあすから』と3作品合同での展示会[22]。以下の日程で開催された。 また、同展では石原夏織(月白瞳美役)の朗読による「なないろのペンギン」の新録映像が全編初公開され[23]、後にYouTubeでも公開された[24]。
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出典
参考文献
関連項目
外部リンク
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