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芦花公園 (小説家)
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来歴
生い立ち
東京都にて生まれた[1][2][3]。水木しげる原作のテレビアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』をきっかけにホラーに興味を持ち[2]、貴志祐介の小説を手始めにさまざまなホラー小説を読み始める[2]。特に三津田信三の作品を好むとともに[2]、朱雀門出の作品からも影響を受けた[2]。
小説家として
ツイッターのフォロワーに勧められ[3]、2018年(平成30年)6月より小説の執筆を始める[3]。過去に読んだ書籍の大半がホラー小説だったことから[2]、自作のジャンルもホラーにしようと決意した[2]。しかし、多忙なため執筆の時間が思うように確保できず[3]、仕事の合間に小説投稿サイト「カクヨム」の投稿画面に直接入力するスタイルで自作を紡いだ[3]。2019年(令和元年)9月、カクヨムより「金のたまご」に選定された[3]。その後、カクヨムに投稿した作品のうちの一篇である「ほねがらみ——某所怪談レポート」が注目され[1]、2020年(令和2年)8月4日から同年8月6日にかけてインターネット上で話題となった[3]。これを受け、同作は『ほねがらみ』として幻冬舎より書籍化され[1][2][3][4]、プロデビューを果たした[1][2][3][5]。さらに、KADOKAWAより『異端の祝祭』を上梓した[2][3][6]。
ペンネームは東京都世田谷区の芦花公園(蘆花恒春園)が元になっているが、目についた地名をつけたものでそれ以上の由来はないと述べている[7]。
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人物
著作
佐々木事務所シリーズ
- 『異端の祝祭』(KADOKAWA、2021年。ISBN 9784041112304)
- 『漆黒の慕情』(KADOKAWA、2022年2月22日。 ISBN 9784041119853)
- 『聖者の落角』(KADOKAWA、2023年2月24日。ISBN 9784041128077)
- 『無限の回廊』(KADOKAWA、2025年2月25日。ISBN 9784041157688)
ノンシリーズ
- 『ほねがらみ』(幻冬舎、2021年。ISBN 9784344037410)
- 『とらすの子』(東京創元社、2022年7月29日。 ISBN 9784488028749)
- 『パライソのどん底』(幻冬舎、2023年3月3日。ISBN 9784344040823) / 『楽園〈パライソ〉のどん底』に改題。(幻冬舎文庫、2025年3月6日。ISBN 9784344434622)
- 『食べると死ぬ花』(新潮社、2023年11月1日。 ISBN 9784103552116)[8]
- 大歳の棺(「おくるひと」『小説新潮2021年8月号』改題改稿)
- 選択の箱(「ためすひと」yomyom 改題改稿)
- 帰還の壺(「あたえるひと」『小説新潮2022年8月号』改題改稿)
- 瞋恚の石(「ただしいひと」yomyom 改題改稿)
- 黄金の盃(「うみがなぐひと」yomyom 改題改稿)
- 天賦の才(「たねをまくひと」『小説新潮2023年1月号』改題改稿)
- 無欠の人(「すべてしるひと」yomyom 改題改稿)
- 『極楽に至る忌門』(KADOKAWA、2024年3月22日。ISBN 9784041143254)
- 『眼下は昏い京王線です』(双葉社、2024年8月28日。ISBN 9784575247602)
- 『みにくいふたり』(実業之日本社、2025年5月2日。ISBN 9784408538778)
- 『ベトベト・メモリー』(講談社、2025年7月17日。ISBN 9784065395202)
電子書籍
- 『宇宙の家』(U-NEXT、2023年9月15日)
アンソロジー
- 『超怖い物件』(講談社文庫、2022年9月15日。ISBN 9784065288429)「終の棲家」
- 『ヴァケーション 異形コレクションLV』(光文社、2023年5月10日。ISBN 9784334795344)「島の幽霊』
- 『てのひら怪談 ずっとトモダチ』(ポプラ社、2023年8月8日。ISBN 9784591178669)「百円おばさん」「死んじゃうよ」「ひと口飲んだらまた遊ぼ」「すくってごらん」「吉野環ちゃんを知っていますか。」
- 『ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語』(河出書房新社、2023年10月26日。ISBN 9784309617596)「終わった町」
- 『乗物綺談 異形コレクションLVI』(光文社、2023年11月14日。ISBN 9784334101206)「カイアファの行かない地獄」
- 『屍者の凱旋 異形コレクションLVII』(光文社、2024年6月11日。ISBN 9784334103415)「ラザロ、起きないで」
- 『堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー』(KADOKAWA、2024年8月23日。ISBN 9784041140772)「月は空洞地球は平面惑星ニビルのアヌンナキ」
- 『メロディアス 異形コレクションLVIII』(光文社、2024年12月11日。ISBN 9784334105242)「ヨナにクジラはやって来ない」
- 『おとどけものです。あなたに届いた6つの恐怖』(新潮社、2025年7月29日。ISBN 9784101803098)「嚙み砕くもの」
雑誌掲載作品
- 単行本未収録『噛み砕くもの』(小説新潮2024年8月号)
漫画
- 芦花公園 (原作)・狐面イエリ(作画)『異端の祝祭』KADOKAWA〈MFC〉[9]
- 2024年5月23日、ISBN 9784046837301
- 芦花公園 (原作)・芳野嗣(作画)『綺麗な君に殺されたい。』一迅社〈HOWLコミックス〉
- 2025年3月14日、ISBN 9784758028721
- 2025年8月16日、ISBN 9784758029568
- 芦花公園 (原作)・逆木ルミヲ(作画)『極楽に至る忌門』KADOKAWA〈コミックビーズログ〉[10][11]
- 2025年5月30日、ISBN 9784047384583
脚注
関連項目
外部リンク
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