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若林駅 (愛知県)
愛知県豊田市にある名古屋鉄道の駅 ウィキペディアから
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若林駅(わかばやしえき)は愛知県豊田市若林東町にある、名古屋鉄道(名鉄)三河線の駅である。駅番号はMY03。
歴史
- 1920年(大正9年)7月5日 - 三河鉄道の駅として開業。
- 1941年(昭和16年)6月1日 - 三河鉄道が名古屋鉄道に合併。同社三河線の駅となる。
- 1962年(昭和37年)9月 - 駅舎改築[1]。
- 1965年(昭和40年)1月1日 - 貨物営業廃止[2]。
- 2003年(平成15年)10月1日 - 駅集中管理システム及びトランパスを導入。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
- 2021年(令和3年)
- 2023年(令和5年)
- 2026年(令和8年)3月 - 高架切り替え予定[6][注釈 1]。旧地上駅時代と同じ場所へ戻されるが、駅西側(若林交流館側)からも直接出入り出来るようになる見込み。
- 2027年(令和9年)度 - 仮設駅を撤去し、駅前広場整備工事開始予定。
- 2028年(令和10年)度 - 駅前広場完成予定。これを以て高架化工事の全工程終了。
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駅構造
島式ホーム1面2線を配する地上駅。日本の鉄道は通常は進行方向に対して左側に停車するが、この駅は構内踏切の位置の関係で、乗車する客の安全を確保するため、右側に停車する[8]。ホーム上にはワンマン運転支援用のセンサーポールが設置されていたが[9]、高架化事業に伴う仮線移行時に廃止された[10]。
駅集中管理システムを導入した無人駅であり、豊田市駅から遠隔管理されている。なお、2021年1月31日までは特殊勤務駅で、7:00~11:00の間は駅員が駐在していた[3]。改札口とホームとは猿投寄りの構内踏切で行き来でき、改札口付近には自動券売機(新規manaca通勤定期乗車券及び継続manaca定期乗車券の購入にも対応しているが、7:00~22:00以外の時間帯は名鉄ミューズカードでの決済は不可能[11]である)と自動精算機(ICカードの積み増し等も可能)を1台ずつ備えている。
のりば
- ホーム
- 右側通行で列車交換する様子
- 駅名標
配線図
← 豊田市・ 猿投方面 |
![]() |
→ 知立方面 |
凡例 出典:[16] |
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利用状況
要約
視点
旅客
![]() | 現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
- 『移動等円滑化取組報告書』によると、2020年度の1日平均乗降人員は4,935人である[17]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は5,580人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中73位、三河線(23駅)中7位であった[18]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は6,350人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中68位、三河線(38駅)中4位であった[19]。
『愛知県統計書』『愛知県統計年鑑』『豊田市統計書』各号によると、一日平均乗車人員および一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。
* 千人単位からの概算値
貨物
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駅周辺
豊田市南部の田園地帯にある駅である。駅西方には田園風景が広がる。駅本屋及び出口のある駅東側は商店と住宅が混在する若林地区の中心である。その住宅街を抜けて1kmほどのところには豊田南高等学校があるため、朝夕ラッシュ時には高校生で混雑する。駅西側へは駅舎から線路に沿って北へ200mほどのところにある踏切を渡る必要がある。踏切を渡ったところに若林交流館があり、「ふれあいバス」の停留所となっている。田園地帯を抜けてさらに西へ1.5kmほど行くと国道155号にぶつかり、沿うように豊田市立高岡中学校、豊田市役所高岡支所、西三河自動車検査登録事務所がある。
主な施設
- 愛知県立豊田南高等学校
- 豊田市立若林東小学校
- 豊田市立若林西小学校
- 豊田市立若園小学校
- メグリア 若園店
- ドミー 若林店
- 豊田高岡郵便局
- 岡崎信用金庫 高岡支店
- 豊田信用金庫 高岡支店
- 国道155号
- 愛知県道12号豊田一色線
- 愛知県道56号名古屋岡崎線(駿河街道、平針街道)
- やまのぶ 若林店
バス路線
- ふれあいバス - 当駅と高岡公園を結ぶ路線。
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隣の駅
名鉄三河線若林駅付近連続立体交差事業
高架化のされていない若林駅周辺では、名鉄三河線により地区が東西に分断されている。そのうえ、周辺道路が脆弱なため、既存踏切付近での渋滞や生活道路での交通の錯綜が発生している。また、既存の踏切は歩車非分離で狭小なため、車両のすれ違いは困難であり、歩行者や自転車の安全確保が急務となっている。
そのため、若林駅とその周辺の2.2キロメートルを連続立体交差事業として高架化し、道路整備により4箇所の踏切を除却する[80]。これにより、安全で円滑な道路交通環境を確保し、東西に分断した地域の一体化の実現を図る。それとともに、駅前広場と一体となって整備を進めることで、鉄道と道路の交通結節点として、安全で円滑な交通を確保し、交通機関相互の乗り継ぎの利便性の向上を図るとともに、安全で快適な魅力あるまちづくりを推進する。
この事業の全体事業費は約334.8億円である。2015年度(平成27年度)の都市計画決定を経て2018年(平成30年)4月3日に都市計画事業認可を受けた。その後、2019年度(平成31年度)に工事が開始されている。2023年(令和5年)3月4日には仮線への切り替えをおこなった。2026年度(令和8年度)には全体事業が完了する予定である[81][82]。
なお、この高架化では、駅間の高架橋は複線幅で建設し、若林駅は2面4線幅で建設する[83]。
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脚注
関連項目
外部リンク
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