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英知出版

かつて存在していた日本の出版社 ウィキペディアから

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英知出版(えいちしゅっぱん、EICHI PUBLISHING INC.)は、かつて存在した日本出版社

概要 種類, 本社所在地 ...

概要

AVメーカーの宇宙企画を創立した山崎紀雄が、1982年に出版社の権利を買取り[2]、メディアミックスの出版事業に乗り出した。1983年に『ビデオボーイ』、『Beppin』を創刊。男性向け雑誌、特にグラビア雑誌を発行した。

1980年代末には『Beppin』、『デラべっぴん』、『ビデオボーイ』の3誌合計で毎月100万部を発行していた[3]

1994年には『Beppin』がわいせつ容疑で摘発。1996年には関連3社を含めて11億円の申告漏れを指摘され、5億6千万円の追徴課税を受ける[4]

2001年、山崎紀雄が株式を手放し、経営から手を引く[5]

2002年6月、ファッション誌、パズル誌、書籍部門を新設分割し、ゼィープラス子会社のインフォレスト株式会社に譲渡[6]

2006年に男性向け雑誌の発行部門を株式会社ジーオーティーに営業譲渡[7]し、以後は趣味・実用系の雑誌・書籍を発行していた。

親会社であるティーケーパートナーズの経営破綻により、2007年3月30日に事業を停止し、同年4月19日に東京地方裁判所自己破産の申し立てを行った。

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沿革

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発行されていた主な雑誌

一般誌・女性誌

パズル雑誌

男性誌

「(※)」の雑誌は、「発行元:ジーオーティー、発売元:英知出版」を経て、「発行元・発売元:ジーオーティー」となった計8誌。

  • GOKUH(ゴクウ) - 創刊号は1991年8月号、最終号は2006年9月号

過去のグループ会社

その他

  • 2007年2月に出版されたムック『驚愕の外人犯罪裏ファイル-外人犯罪白書2007』[14]が、人種差別を助長しているとして国内外の人権活動家[誰?]から非難の声があがり、一部の店舗[どこ?]で販売を中止する動きが出た。英知出版の代表[誰?]は「外国人犯罪に関する議論を深めたかった」としている。
  • 2007年1月に、兵庫県尼崎市私立大学の英知大学(えいちだいがく)が大学名を「聖トマス大学」に変更すると発表し、2007年5月27日に改称が実施された[15]。読みから「エッチ大」と揶揄されるのに加えて、インターネットで「英知」で検索エンジンに入力すると、当出版社がヒットすることも理由だった[16]
    • 当社が倒産した後、聖トマス大学(旧・英知大学)は運営上の理由で2015年に廃学となったため、奇しくも両者消滅した形となった。
  • 最末期に所在していた渋谷区神宮前の本社跡地には、結婚式場青山フェアリーハウス」が2010年8月にオープンし、現在(2017年)に至っている[1]
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脚注

外部リンク

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