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荒城神社

岐阜県高山市にある神社 ウィキペディアから

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荒城神社(あらきじんじゃ)は、岐阜県高山市にある神社

概要 荒城神社, 所在地 ...

式内社であり、延喜式神名帳飛騨国内八社の1つである。旧社格は県社。本殿は国の重要文化財に指定されている[1]。同じく本殿が2016年に日本遺産「飛騨匠の技・こころ / 国府盆地の中世社寺建築群」の一つとして認定された[2]

毎年9月7日の秋の例祭には、「荒城神社鉦打・獅子舞」(岐阜県重要無形文化財指定)が行われる[3]。秋の例祭は2016年より9月の第一日曜日となった。

神社周辺はスギを主体とする良好な緑地となっており、緑地環境保全地域に指定されている(1977年9月30日指定)[4]

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由緒

一般的には創立年紀不詳とされるが、神社明細帳には「創立は遠く上代」とあり、日本三代実録には「清和天皇貞観九年(867年)10月5日庚午、授飛騨国五位下荒城神従五位」と記される。室町時代以降は河伯大明神と称されていたが、江戸時代の文化年間に荒城神社であることが調査で判明した。

主な文化財

重要文化財(国指定)
  • 本殿 - 国の重要文化財建造物である現在の本殿は1390年元中7年)の建立である。三間社流造杮葺の本殿は、明治42年(1909年)に、古社寺保存法に基づく特別保護建造物(国宝保存法により「国宝」、現行法により「重要文化財」に移行)に指定された。昭和38年(1963年)には棟札7枚が重要文化財の附(つけたり)として追加指定されている。
県指定重要文化財
  • 荒城神社神像(2躯)[5]
  • 随身(2躯)[6]
  • 鰐口(1口)
  • 面(4面)[7]
県指定重要有形民俗文化財
  • 獅子頭 9箇[8]
県指定史跡
  • 荒城神社遺跡 - 境内からは4基の縄文時代住居跡、および縄文土器(縄文中期 - 後期)、石器(打製石斧石鏃、磨製石斧、石刀、石冠、石皿など)が発見されており、「荒城神社遺跡」として岐阜県史跡に指定されている[9]
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祭神

  • 主神
    • 大荒木之命(高御牟須比命の13世の孫)
    • 国之水国分神
    • 彌都波能売神
  • 末社
    • 秋葉神社
    • 稲荷神社
    • 津島神社
    • 荒神社

境内

交通

参考文献

脚注

関連項目

外部リンク

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