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葛生駅

栃木県佐野市葛生東にある東武鉄道の駅 ウィキペディアから

葛生駅map
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生駅(くずうえき)は、栃木県佐野市葛生東にある東武鉄道佐野線。同線の終点である。駅番号TI 39

概要 葛生駅, 所在地 ...

東武鉄道の旅客案内(路線図・駅名標など)や『鉄道要覧[2]において使用されている公式表記は、略字の「(日匂)」を用いた「生駅」である。ただし、表示上の制約から東武鉄道の公式サイト内でも正字の「(艹曷)」と表記が混在しているほか、文献によっても揺らぎがある。

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年表

貨物ターミナルとして

かつては、当駅より先に会沢線大叶線日鉄鉱業羽鶴専用線・住友セメント専用線の四つの貨物線が延び、石灰セメントドロマイトを輸送していた。セメントは佐野線・伊勢崎線を経て業平橋駅まで輸送された。

貨物輸送が廃止された後は設備のほとんどが撤去されているが、広い構内がその名残をとどめている。2013年には空地を活用して太陽光発電パネルが設置され「葛生太陽光発電所」となっている。

貨物輸送の全盛期には駅員が80名在籍し構内には旅客用も含め20本の線路があり、東武鉄道で最大のターミナル駅であった。その時期に当駅 - 多田間の複線化の予定もあり、その用地は国道293号沿いに確保されている。

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生駅・会沢線・大叶線・日鉄専用鉄道配線略図(1981年)[9]
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駅構造

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ホーム(2023年3月)
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構内(2020年6月)
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葛生太陽光発電所(2020年6月)
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生駅付近空中写真(1974年撮影、国土画像情報カラー空中写真(国土交通省)より)。貨物列車が多数みられる。
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旧駅舎(2012年12月)

単式ホーム1面1線と留置線3線を有する地上駅。ホーム屋根改札側から2両分のみ設置されている。

普通列車でのワンマン運転開始後の2006年(平成18年)8月より、運転士出発信号機が開通したことを知らせるメロディ(「静かな湖畔の森の影から」)が流れるようになった。発車メロディの役割も果たしているが、発車した後も信号の現示が赤に変わるまで流れるので、正確には発車メロディではない。

留置線のうち1線は非電化である。夜間、当駅に到着した特急「リバティりょうもう」と、上り終電発車後に当駅に到着した普通列車は駅構内で夜間滞泊する。事業用車両は非電化の留置線に留置される場合がある。

駅舎は線路の西側にあり、ホームとはスロープで連絡しているため段差はない。自動改札機は設置されていないが、ICカード簡易改札機と自動券売機は設置されている。有人駅ではあるが、時間帯によっては駅員がいないことがある。

のりば

さらに見る 番線, 路線 ...
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利用状況

2024年度の一日平均乗降人員653人である[東武 1]

近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通りである。

さらに見る 年度, 1日平均乗降人員 ...

バス

駅南の踏切脇にあるバスの回転場が「葛生駅南バス回転場」停留所であり、下記の各路線が発着する。

さらに見る 停留所, 運行事業者 ...

駅周辺

隣の駅

東武鉄道
TI 佐野線
普通
多田駅 (TI 38) - 生駅 (TI 39)
かつて存在した路線
東武鉄道 会沢線(貨物線)
 生駅 - 上白石駅

脚注

関連項目

外部リンク

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