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蘇州下関フェリー

山口県下関市と中華人民共和国蘇州太倉を結ぶフェリー ウィキペディアから

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蘇州下関フェリー株式会社(そしゅうしものせきフェリー、: Suzhou Shimonoseki Ferry Co.Ltd.)は、日本の海運会社。関光汽船を中心とするSHKライングループに属する企業である。

概要 種類, 略称 ...
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概要

SHKライングループの3社(関光汽船・西日本汽船・新日本海フェリー)と山東海豊国際航運の共同で2004年に「上海下関フェリー」として設立された。その後、中国側の発着地の変更により、2014年8月に蘇州下関フェリーへ社名を変更した[1]

元・新日本海フェリーニューしらゆりを購入してゆうとぴあIIと改名、2005年下関上海青島航路に就航した。週2便での運航を計画したが、上海港の発着枠に空きがなかったため、1便は青島発着で運航された。 2006年、中国側の発着地を蘇州太倉港へ変更。当初、中国当局による旅客営業の免許が許認可されなかったためRORO船として運航されていたが、2007年8月から旅客営業が開始[2]。その後ゆうとぴあIVの就航に合わせて再び旅客営業を休止し2019年からは旅客設備のないRO-RO船による運航となっている。

航路

蘇州-下関航路
太倉港太倉市) - 下関港下関市
2005年に運航を開始、2009年以降は週2便を運航する。下関発が日曜・水曜、大倉発が月曜・金曜のスケジュールで運航されている。
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船舶

就航中の船舶

UTOPIA(ゆうとぴあ)[3][4][5]
16,408国際総トン、全長144.90 m、全幅27.0 m、航海速力20.0ノット。
積載量:40ftシャーシ75台(150TEU)。神田造船所建造。
自社初の新造船となるRO-RO船として2019年2月10日下関出港便より就航。
車両甲板のピラーレス化で積載能力を強化し、流線形の船型を採用し燃費の3割向上を見込む構造とする。

過去の船舶

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ゆうとぴあ2
UTOPIA 2(ゆうとぴあ2)
26,933国際総トン、全長184.50 m、全幅26.5 m、航海速力22.6ノット。1987年建造。
旅客定員475名。積載量:268TEU。石川島播磨重工業相生工場建造。
元・新日本海フェリーニューしらゆり」。2005年就航。2009年10月、ゆうとぴあIVの就航により引退。IHI相生で係船の後、TOPと船名を変更しインドへ回航後、解体された。
UTOPIA IV(ゆうとぴあIV)
6,412国内総トン、14,250国際総トン、全長145.61 m、全幅22.0 m、航海速力21.5ノット。1992年建造。
積載量:20ftシャーシ11台・40ftシャーシ70台(内40ft空シャーシ4台)合計143TEU。林兼造船建造。
元・マルエーフェリーフェリーあかつき」。2009年10月4日に就航し、2019年2月3日下関港到着をもって引退[6]
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脚注

外部リンク

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