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蘇州號
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蘇州號(そしゅうごう 英字:Su Zhou Hao)は、中日国際輪渡が運航していたフェリー・RO-RO船。
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船歴
中国の中国遠洋運輸公司(COSCO)と日本の飯野海運、エム・オー・シーウェイズ、大阪商船三井船舶・川崎汽船、昭和海運、新和海運、第一中央汽船、東京船舶、ナビックスライン、日本郵船、商船三井客船の日本主要海運会社11社出資による「上海貨客船」による合弁会社「上海フェリー」により[4]、1992年に「魯迅」として竣工した[1]。当初日中国交正常化20周年や国慶節に合わせた秋季の就航を予定していたが、日本側が主張していた大阪・横浜への寄港案を中国側がすでに就航していた「鑑真」と重複するため反対し、早期の合意に至らず延期となったものの、その後当初の主張で合意に至り[3]、COSCO側の要望を受け「蘇州號」に改名した上で1993年1月に上海 - 大阪 - 横浜航路に就航した[3]。日本側からは乗用車・バイク・家電などの工業製品、中国側からは綿製品・衣料・茶を主に輸送した[5]。
当初は大阪 - 上海 - 横浜 - 上海 - 大阪のルートで横浜・大阪に隔週で交互に寄港する形としていたが[5]、1995年3月には横浜への寄港を中止し大阪 - 上海間に短縮し週1往復の運航とした[6]。同年5月には隔週で志布志港への寄港を追加した[7]。その後2011年までに66回の寄港を行い同年10月29日の寄港をもって志布志から撤退した[8][9]。
2020年2月には新型コロナウイルス感染症対策に伴い旅客輸送を停止した[10]。9月には上海フェリーの事業終了に伴い[11]、「新鑑真」を用いて阪神 - 上海間でのフェリー航路を運航していた「中日国際輪渡有限公司」に譲渡され、同年12月より貨物船として神戸港への寄港を開始した[12]。2024年6月の新造船「鑑真号」就航をもって航路から引退して売却となり[13]、9月にバングラデシュのチッタゴンで解体された。
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船内
- Aデッキ
- 貴賓室(ツインベッド、2室)
- 特等室
- A:6室(ツインベッド)
- B:10室(二段ベッド×2)
- C:6室(シングルベッド)
- 展望風呂(1等・特等・貴賓室乗客用)
- Bデッキ
- 1等室(5名×10室)
- 売店・免税店
- ラウンジ
- ゲームルーム
- スペシャリティレストラン・バー
- カフェテリアレストラン
- シャワー室
- Cデッキ
- 2等室
- A:22室(二段ベッド)
- B:2室(カーペット敷16名1室・畳敷40名1室)
- 麻雀室
- インフォメーション
- シャワー室
脚注
外部リンク
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