トップQs
タイムライン
チャット
視点
裸の王様 (パニック!アット・ザ・ディスコの曲)
2015年に発売されたパニック!アット・ザ・ディスコのシングル曲 ウィキペディアから
Remove ads
「裸の王様」(はだかのおうさま、原題: Emperor's New Clothes)は、アメリカ合衆国のポップ・ロック・バンドであるパニック!アット・ザ・ディスコの楽曲。2015年10月21日に5作目のスタジオ・アルバム『ある独身男の死』からの第3弾シングルとして発売された[3][4]。『ビルボード』誌のHot Rock & Alternative Songsでは最高位5位を記録し、2016年度年間チャートでは第25位にチャートインした。
Remove ads
背景
楽曲は1837年にハンス・クリスチャン・アンデルセンが翻案した童話『裸の王様』に由来しており、ユーリーは「実質的にハンス・クリスチャン・アンデルセンの『裸の王様』についてのあれこれ。だけど呆然として騙されやすい皇帝というわけでなく、実際に何が起こっているのか理解して、ただ裸でいることを選んだんだ。その裏には傲慢さがかなりあって、それがこれまでに書いたことがないと感じた曲だったんだ」と語っている[5]。またユーリーは「完全に自伝的な曲」ともしている[6]。曲中の「Finders keepers, losers weepers」(見つけた者が持ち主、なくした者は泣きをみる)というフレーズは、曲に「わずかな遊び心とからかい」を取り入れることを目的に加えられた[7]。
レコーディングでは、ホーンセクション以外の楽器をユーリーが演奏しており、バックグラウンド・ボーカルの録音時に演じたキャラクターについてユーリーは「オペラティックなクイーン風」と表現した[8]。
Remove ads
ミュージック・ビデオ
「裸の王様」のミュージック・ビデオは、2013年に公開された「ディス・イズ・ゴスペル」のミュージック・ビデオの続編として制作されており、同作と同じくダニエル・“クラウド”・カンポスが監督を務めた[9]。ビデオは、「ディス・イズ・ゴスペル」のミュージック・ビデオの最後で死亡したユーリーが地獄に落ち、悪魔[注 1]に変身するという構成になっている[11][12]。
「裸の王様」のミュージック・ビデオは、2015年に『ロック・サウンド』誌の読者投票で最優秀ビデオ賞を受賞し[13]、2016年にAlternative Press Music Awardsでベスト・ミュージック・ビデオ賞を受賞した[14]。
評価
『PopBuzz』のジェームズ・ウィルソン=テイラーは、2018年1月時点でパニック!アット・ザ・ディスコが発表した全71曲(カバー曲やコラボ曲を除く)を対象としたランキングで第3位に本作を選出し、「愉快で凶暴な」曲と評した[15]。
クレジット
※出典[17]
- ブレンドン・ユーリー – ボーカル、ギター、ベース、ドラム、作詞作曲
- ジェイク・シンクレア – 作詞作曲、プロデュース
- ローレン・プリチャード – 作詞作曲
- サム・ホランダー – 作詞作曲
- ダン・ウィルソン – 作詞作曲
- ロブ・メイセス – ホーンアレンジ、指揮者
- アンディ・スニッツァー – テナー・サクソフォーン
- デイヴ・マン – テナー・サクソフォーン
- アーロン・ヘイク – アルト・サクソフォーン
- デイヴ・リーケンバーグ – バリトン・サクソフォーン
- マイク・デイヴィス – テナー・サクソフォーン
- ランディ・アンドス – バス・トロンボーン
- ジェフ・キーヴィット – トランペット
- トニー・カドレック – フリューゲルホルン
- スージー・シン – エンジニア
- クラウディウス・ミッテンドーファー – ミキシング
- ピート・ライマン – マスタリング
チャート成績
週間チャート
年間チャート
Remove ads
認定
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads