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西島 (兵庫県)
兵庫県、家島諸島にある島 ウィキペディアから
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西島(にしじま)は、兵庫県姫路市にある有人島。家島諸島の中で最も大きな面積を持つ。男鹿島と同じく採石の島で、作業場の周辺に採石業者の家屋が点在している。県の自然体験施設(兵庫県立いえしま自然体験センター)がある[1]。

地形・交通
姫路市の南西18kmの播磨灘に浮かぶ家島諸島の中で最大面積を持つ。坊勢島とは100m足らずの海峡を隔てて隣り合っている。
西島へは姫路港から坊勢輝汽船で坊勢島へ渡航し、輝観光の船に乗り換えてアクセスできる。1日6往復で片道約50分。チャーター船も利用できる[2]。
歴史
この島にある遺跡からは、先土器・縄文・弥生時代の遺構や石器など多数出土している。海岸に古墳群があり、山の上には先土器時代の遺構と石器が発見されている。古くは坊勢島とともに、「大高島」という一つの島として扱われていた[3]。
明治時代末期には旧日本陸軍の火薬貯蔵庫が置かれた。戦後は、敷地は民間の砲弾解体処理場となった。1953年9月1日には、処理場の火薬庫が爆発する事故が起きている(死傷者なし)[4]。
観光
生活
国勢調査人口は2015年現在、2世帯2人。島内4カ所の集落をまわる郵便船があり、家島郵便局の担当者が毎日一人で配達をこなしている。島内には商店、医療機関などは立地しない[1]。
2017年には、KDDIなど通信会社4社による無線を利用した水道の自動検針(スマートメーター)事業が、全国で初めて西島に試験的に導入された。人口希薄で集落の分散している西島・男鹿島における検針の負担解消をめざして行われたもので、他の山間・離島部における導入も検討されている[5]。
脚注
外部リンク
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