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西浦駅
愛知県蒲郡市にある名古屋鉄道の駅 ウィキペディアから
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西浦駅(にしうらえき)は、愛知県蒲郡市西浦町にある名古屋鉄道蒲郡線の駅。駅番号はGN18。
本項ではかつて駅に併設されていた西浦車庫(にしうらしゃこ)についても記述する。
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概要
蒲郡市の観光地「西浦温泉」への玄関口である。2005年(平成17年)1月28日までは特急・急行が停車しており、かつては「三河湾」と掲げた当駅止まりの特急、「こどもの国」と掲げた当駅止まりの急行も運行されていた。
レジャーの多様化により、観光路線としての利用は減少し、利用者は通勤・通学客が多くを占める。昼間の列車は当駅で行き違いをする。
当駅ではmanacaが使用できない。
歴史
- 1936年(昭和11年)7月24日 - 三河鉄道が宝飯郡西浦村に開業。
- 1947年(昭和22年) - 西浦車庫廃止[1]。
- 1963年(昭和38年)度 - 貨物営業廃止[2]。
- 1998年(平成10年)6月1日 - 無人化[3]。
- 2022年(令和4年)12月 - 駅舎解体[4]。
- 2024年(令和6年)3月23日 - 待合所を新設[5]。
- 旧駅舎
- 改札内にあった旧トイレ
駅構造
1面2線島式ホームを持つ行違い可能な地上駅で、他に側線と保線車両の留置線がある[6]。ホームは4両編成対応。駅集中管理システム未導入の無人駅で、駅舎があった頃は内部に自動券売機が設置されていたが、駅舎解体前に撤去され、ホーム上にある乗車駅証明書発行機に代替された。
駅舎解体後、蒲郡市が約3600万円をかけてトイレ併設の待合所を駅舎跡地に建設した[5]。待合所の建設にあたり、蒲郡市は「がまごおり公共建築学生チャレンジコンペ2023」を開催[7]。全国の学生にデザインを募集した結果、横浜国立大学大学院の学生らによる案(「風透る屋根の下で」)が選ばれた[5]。待合所の支柱と登り梁は二重構造となっており、木漏れ日のような光を取り入れるため屋根の内側はルーバーになっている[5]。
のりば
- 待合所の構造
- ホーム
- 乗車駅証明書発行機
- 駅名標
配線図
← 吉良吉田方面 |
![]() |
→ 蒲郡方面 |
凡例 出典:[10] |
利用状況
要約
視点
![]() | 現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は944人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中229位、 西尾線・蒲郡線(23駅)中14位であった[11]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,724人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中182位、西尾線・蒲郡線(24駅)中7位であった[12]。
一日平均の乗車人員および乗降人員の推移は以下の通りである。
* 千人単位からの概算値
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西浦車庫
駅構内にはかつて西浦車庫が置かれていた。当初、三河鳥羽駅 - 蒲郡駅間は非電化で開業したため、非電化区間で使用する蒸気機関車やガソリンカーを留置、整備する基地として駅開業と同時に開設した[1]。
その後、1947年(昭和22年)までに三河鳥羽駅 - 蒲郡駅間は全て電化され、非電化車両の整備を当駅で行う必要がなくなった事から、西浦車庫も廃止された[1]。
- 非電化時代の西浦駅構内(1943年頃)
← 三河鳥羽 方面 |
![]() |
→ 蒲郡 方面 |
凡例 出典:停車場配線略図 昭和18年4月1日調査[65] |
駅周辺
- 西浦温泉 - 徒歩約20分。観光協会によるシャトルバスも運行されている。
- 無量寺 - 駅北方、徒歩で約5分。
- 愛知県道493号西浦停車場線
- 愛知県道322号深溝西浦線(温泉街道)
- 愛知県道321号東幡豆蒲郡線(幡豆街道)
バス路線
- 名鉄バス:西浦駅前バス停
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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