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西福寺 (西尾市)

愛知県西尾市の寺院 ウィキペディアから

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西福寺(さいふくじ)は、愛知県西尾市吉良町吉田桐杭27にある浄土宗寺院

概要 西福寺, 所在地 ...
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伊賀八幡宮から移築された鐘楼

概要

山号は北星山。本尊阿弥陀如来坐像江戸時代前期の鐘楼が愛知県指定有形文化財に指定されている。

歴史

建長6年(1254年)、北条時頼が諸国を巡遊していた折に創建された[1]。当初は大きな伽藍を持つ天台宗の寺院だったが、元弘元年(1331年)には兵火で焼失した[1]。焼け跡に道全沙弥が草庵を結ぶと、名古屋熱田の正覚寺から章久養玉上人が泊まった折に、この地で悟りを開いて堂塔を再建した[1]。この際に浄土宗に改宗し、文安元年(1444年)に西福寺と名づけられた[1]。章久養玉上人は草庵の頭上の北斗七星に感見を受け、北星山という山号を与えている[1]明治4年(1871年)には岡崎伊賀八幡宮から鐘楼が移築された[2]

文化財

愛知県指定有形文化財

西福寺鐘楼(建造物)[3][2]
桁行三間、梁間二間の袴腰付。もとは徳川家光によって再建された伊賀八幡宮の鐘楼であり、諸建築物が建立された寛永13年(1636年)頃のものとされる。明治初期には神仏分離令が施行され、伊賀八幡宮から仏教色の強い鐘楼が排除されることになったため、西福寺に移築された。

脚注

参考文献

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