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観音崎礼砲台
神奈川県の観音崎に置かれている、海上自衛隊の礼砲台 ウィキペディアから
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観音崎礼砲台(かんのんざきれいほうだい)は、 神奈川県横須賀市鴨居4-3に所在する海上自衛隊の礼砲台である。元々は「観音崎警備所」の一施設であったが、同警備所の廃止に伴い礼砲台だけが存続し、改称された[1]。

概要

観音崎礼砲台は東京湾の玄関口にあたる観音崎に所在し、くす型護衛艦より撤去した3門の50口径3インチ単装砲(Mk22 MOD4)が転用され設置されている。友好国の軍艦が東京湾を訪問する際、正規の外交機関を通じて礼砲実施の申入れがあった場合に、横須賀陸警隊が礼砲を実施する[2]。
50口径3インチ単装砲はそれぞれ、31番砲、32番砲、33番砲と名称がついており、これは十の位が砲の口径を表し、一の位が砲の順序を表す海上自衛隊独特の呼称であり、自衛艦の艦砲においてもこの呼称が用いられている。 なおそれぞれの製造年は31番砲不明、32番砲1942年、33番砲1943年。礼砲台への設置は31番砲及び32番砲が1962年(昭和37年)5月1日、33番砲は1965年(昭和40年)11月30日である[3]。砲自体が古く予備部品もないことから、取扱いには細心の注意を払い、破損した部品は特別に製造するなどして維持しているという[4]。
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沿革
関連項目
脚注
外部リンク
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