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貞宗寺

神奈川県鎌倉市にある浄土宗の寺院 ウィキペディアから

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貞宗寺(ていそうじ)は、神奈川県鎌倉市植木にある浄土宗寺院山号玉縄山玉縄山珠光院貞宗寺と称す。本尊阿弥陀三尊開基貞宗院西郷局の母、徳川秀忠の祖母)。開山大長寺住職暁誉源栄境内の名所として知られる。

概要 貞宗寺, 所在地 ...

歴史

貞宗寺は、貞宗院が晩年を過ごした屋敷の跡地に建てられた寺である。慶長14年(1609年)に没した貞宗院の遺言によって慶長16年(1611年)に創建された。

はじめは大長寺の末寺だったが一時衰退。その後再興され、寛文12年(1672年)に徳川家綱より鎌倉郡高谷内に寺領10の寄進を受け、増上寺末寺となった。

境内にあった寺子屋明治6年(1873年)5月の学制発布にともない「玉縄学校」(後の鎌倉市立玉縄小学校)と呼ばれる小学校となった。

関東大震災によって山門土蔵庫裏本堂などが倒壊してしまい、大震災以前の建物は長屋門のみとなっている(後年本堂は再建された)。

伽藍

  • 本堂
    関東大震災によって倒壊するも再建される。本尊の阿弥陀三尊や法然上人像、徳川将軍歴代の位牌・貞宗院木像などが安置されている。
  • 長屋門
  • 貞宗院御廟
    貞宗院を祀った木造の廟。廟内には貞宗院の墓と伝わる宝篋印塔が建つ。

文化財

交通

神奈川県道302号小袋谷藤沢線付近

参考文献

  • 『鎌倉の寺 小事典』かまくら春秋社
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