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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。
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『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』(あかずきん、たびのとちゅうでしたいとであう)は、青柳碧人による日本のミステリ小説[1]。2020年8月19日に双葉社から刊行され[1]、のち2022年8月4日に文庫化された[2]。
日本昔話をミステリで読み解きベストセラーとなった『むかしむかしあるところに、死体がありました。』に続き、西洋童話をベースに取り組んだ連作短編ミステリ。主人公の「赤ずきん」が旅を続ける中「シンデレラ」や「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」など、おとぎ話でおなじみの人物と出会って次々と事件に遭遇するも、それらを解決していくお話である[1]。
好評を受け2022年10月には第2弾『赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。』が出版された。そちらでは赤ずきんが道中で出会った「ピノキオ」をパートナーに「白雪姫と七人のこびと」「ハーメルンの笛吹き男」「ブレーメンの音楽隊」「三匹の子豚」を題材にした謎を解き明かしていく。
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書誌情報
- 青柳碧人『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』
- 収録内容:第1章 ガラスの靴の共犯者 / 第2章 甘い密室の崩壊 / 第3章 眠れる森の秘密たち / 第4章 少女よ、野望のマッチを灯せ
- 単行本:2020年8月21日発売[3]、双葉社、ISBN 978-4-575-24289-8
- 文庫本:2022年8月4日発売[4]、双葉文庫、ISBN 978-4-575-52592-2
- 青柳碧人『赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。』
- 収録内容:第1幕 目撃者は木偶の坊 / 第2幕 女たちの毒リンゴ / 第3幕 ハーメルンの最終審判 / 第4幕 なかよし子豚の三つ密室
- 単行本:2022年10月20日発売[5]、双葉社、ISBN 978-4-575-24573-8
- 文庫本:2024年9月11日発売[6]、双葉文庫、ISBN 978-4-575-52785-8
- 青柳碧人『赤ずきん、アラビアンナイトで死体と出会う。』
- 収録内容:第1章 アラジンと魔法のアリバイ / 第2章 アリババと首吊り盗賊 / 第3章 シンドバッドと三つ子の事件 / 第4章 アラビアの夜にミステリは尽きず
- 単行本:2024年10月17日発売[7]、双葉社、ISBN 978-4-575-24774-9
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オーディオブック
Audible版
audiobook.jp版
2024年3月31日よりaudiobook.jpにてオーディオブックが配信されている[9]。ナレーターは配役不明で、浅野真澄、稲垣好、桜木信也、下村芳範、中村純也、七海こころ、春川芽生、保田彩乃が務めた。
映画
要約
視点
原作本の第1章「ガラスの靴の共犯者」を実写化し、2023年9月14日よりNetflixにて全世界同時配信。監督は福田雄一[10]、主演の赤ずきんは橋本環奈[11]。配信開始後に日本とマレーシアで1位、ブラジル、ドイツ、イタリア、スペイン、香港、シンガポール、タイなど51の国と地域でもトップ10入りを果たし、週間グローバルTop10(非英語映画)で日本映画初となる1位に輝いた[12][13]。
キャスト
- 赤ずきん:橋本環奈
- シンデレラ:新木優子[14][15][16]
- ジルベール:岩田剛典[14][15][16]
- アンヌ:夏菜[14][15][16]
- マルゴー:若月佑美[14][15][16]
- テクラ:桐谷美玲[14][15][16]
- ポール:ムロツヨシ[14][15][16]
- ハンス:加治将樹[14][15][16]
- 侍従長:長谷川朝晴[14][15][16]
- 門番:犬飼貴丈[14][15][16]
- カーレン:山本美月[14][15][16]
- バーバラ:キムラ緑子[14][15][16]
- イザベラ:真矢ミキ[14][15][16]
- ボーベル:佐藤二朗[14][15][16]
- お姫様:葉月智子[14][17]、小山莉奈[14][18]、新谷姫加[14][19]、河﨑莉奈[14][20]
- 味方良介[14][21]
- 三浦健人[14][22]
- 従者の声:佐藤葵[14]
スタッフ
- 監督:福田雄一
- 原作:青柳碧人『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』(双葉文庫刊)
- 脚本:鎌田哲生[14]、福田雄一
- 音楽:瀬川英史[14]、信澤宣明[14]、酒井麻由佳[14]
- 主題歌:SEKAI NO OWARI「タイムマシン」(ユニバーサルミュージック)[16]
- 撮影監督:工藤哲也[14]
- 撮影:高橋創[14]
- 照明:藤田貴路[14]
- 録音:柿澤潔[14]
- 美術:高橋努[14]
- 装飾:谷田祥紀[14]
- 衣装デザイナー:生澤美子[14]
- 衣装統括:阿部枝実子[14]
- 衣装:加藤友美[14]
- 特殊造形/監修:村瀬文継[14]
- ヘアメイク/ウィッグ制作:松本慎也[14]
- 特機:横山聖[14]
- ホースコーデイネーター:辻井啓伺[14]
- VFXスーパーバイザー:高金幸司[14]
- VFXプロデューサー:由良誠[14]
- カラリスト:高山春彦[14]
- リレコーディングミキサー:松山千紘[14]
- ミュージックエディター:小西善行[14]
- スーパーバイジングサウンドエディター:伊東晃[14]
- サウンドエフェクツエディター:荒川望[14]
- 編集:臼杵恵里[14]
- ナレーション:村岡希美[14]
- スクリプター:山内薫[14]
- 監督補:井手上拓哉[14]
- エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤善宏(Netflix)[14]
- プロデューサー:松橋真三(クレデウス[14])、鈴木大造(クレデウス)[14]
- アソシエイト・プロデューサー:新藤博美[14]
- 企画統括:佐々木基[14]
- 制作担当:白井麻理[14]
- 制作プロダクション:クレデウス[16]
- 制作著作:テレビ朝日[16]
- 企画・制作・配給:Netflix
漫画
『月刊アクション』(双葉社)にて、2023年3月号から2024年4月号まで連載[23][24]。漫画はたなかのかが担当[23]。同誌の休刊に伴い、『webアクション』(同社)への移籍が発表[24]。2024年4月16日から[25]2025年5月20日まで連載された[26]。
- 青柳碧人(原作)・たなかのか(漫画)『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』双葉社〈アクションコミックス〉、全4巻
- 2023年8月9日発売[27][28]、ISBN 978-4-575-85866-2
- 2024年4月11日発売[29]、ISBN 978-4-575-85954-6
- 2024年11月14日発売[30]、ISBN 978-4-575-86025-2
- 2025年6月12日発売[31]、ISBN 978-4-575-86093-1
脚注
外部リンク
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