越前和紙の里美術館
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越前和紙の里美術館(えちぜんわしのさとびじゅつかん)は、福井県越前市新在家町の「和紙の里」にある越前和紙を使ったアート作品を展示する美術館。
おもに東山魁夷の版画作品をはじめ、越前和紙にゆかりのある現代作家の作品を展示している。
建物は旧福井銀行岡本支店を活用しており、第2展示室(旧会議室)では、東山作「濤声」の版画をオーシャンビューのようにじっくりと味わうことができる[1][2][3]。
概要
美術館のコンセプト
長い歴史と伝統をもつ越前和紙は、現在世界中のアーティストたちに利用されている。特に岩野市兵衛氏が漉く越前生漉奉書紙は、耐久性と保存性を備えるため、東山魁夷作「緑響く」の木版画をはじめ、世界で活躍しているアーティストが版画用の紙として使っている。この美術館は、越前和紙の産地である今立・五箇地区を100年間支えた福井銀行岡本支店の建物を再利用し、越前和紙を使ったアートを展示することで「越前和紙の素晴らしさ」を発信することを目的としている[7]。
展示室は3つに分かれており、展示室1と3は展示替えが行われ、展示室2(旧会議室)は、常設展示である。
建物について
建物は福井銀行岡本支店を再利用している[1]。
展示室について
収蔵品一覧
越前和紙が使われた美術品を所蔵している。主に東山魁夷による版画作品や、越前和紙にゆかりのある藤田嗣治や現代作家の作品を収蔵する。
利用案内
- 開館時間:9:30 - 17:00(最終入館16:30迄)
- 閉館日:火曜日(祝日開館)、年末年始
- 入館料金
- 共通券900円(団体700円)
- 「和紙の里」にある「紙の文化博物館」、「卯立の工芸館」との共通入館券。
- 美術館のみ 600円(団体500円)
- 団体料金は15名から(要予約)[2]
- 高校生以下 無料
- 共通券900円(団体700円)
所在地
- 福井県越前市新在家町11-13
交通アクセス
脚注
外部リンク
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