酢酸セシウム(さくさんセシウム、英: Caesium acetate)は、セシウムの酢酸塩で、化学式CH3CO2Cs で表される無機化合物。パーキン反応において、脂肪酸と芳香族アルデヒドの縮合によるケイ皮酸の製造に用いられる[3]。
概要 物質名, 識別情報 ...
酢酸セシウム[1]
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物質名 |
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識別情報 |
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ChemSpider |
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ECHA InfoCard |
100.020.226 |
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InChI=1S/C2H4O2.Cs/c1-2(3)4;/h1H3,(H,3,4);/q;+1/p-1 Key: ZOAIGCHJWKDIPJ-UHFFFAOYSA-M InChI=1/C2H4O2.Cs/c1-2(3)4;/h1H3,(H,3,4);/q;+1/p-1 Key: ZOAIGCHJWKDIPJ-REWHXWOFAB
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特性 |
外観 |
白色の結晶または塊[2]で、吸湿性がある |
密度 |
2.423 g/cm3、固体 |
融点 |
194 °C, 467 K, 381 °F |
沸点 |
945 °C, 1218 K, 1733 °F |
水への溶解度 |
945.1 g/100 g (−2.5 °C) 1345.5 g/100 ml (88.5 °C) |
危険性 |
EU Index |
not listed |
引火点 |
不燃性 |
関連する物質 |
その他の 陰イオン |
ギ酸セシウム |
その他の 陽イオン |
酢酸リチウム 酢酸ナトリウム 酢酸カリウム 酢酸ルビジウム |
特記無き場合、データは 標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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酢酸セシウムは、水酸化セシウムまたは酸化セシウムと酢酸との反応により製造することができる。