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長光寺 (稲沢市)
愛知県稲沢市にある臨済宗妙心寺派の寺院 ウィキペディアから
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長光寺(ちょうこうじ)は、愛知県稲沢市にある臨済宗妙心寺派の寺院。
歴史
仁寿元年(851年)小野篁が陸奥の国に下る途中、この辺りに駐杖した際、路傍に地蔵像を安置したのが始まりと伝わる[1]。1161年、尾張守であった平頼盛が病気平癒のお礼に六角堂を寄進した[1]。1336年、足利尊氏が戦のため上洛する際に太刀を奉納して武運を祈願し、勝利したお礼に六角堂を祈願所として定めた[1]。1338年に尊氏が将軍宣下を受けると、山門などを奉納して再興している[1]。その後、織田氏・徳川家康・尾張徳川家によって庇護された[1]。
逸話
若かりし日の織田信長の遊び場であり、六角堂で後に清洲城城代となる埴原常安と出会っている[2]。境内奥には、信長愛飲の臥松水と呼ばれる井戸があり、茶の湯や膳にその水を汲んだと伝わる[3]。
文化財
重要文化財
愛知県指定文化財
- 銅造鰐口 - 南北朝時代
稲沢市指定文化財
被害
2023年(令和5年)5月末、稲沢市指定文化財の楼門の柵が倒され、仁王像の腕が折れているのが発見された[4]。仁王像では足元に置かれたさい銭が盗まれる被害が続いており、像の損壊との関連も指摘され、同年7月末に稲沢警察署に被害届を提出した[4]。
ギャラリー
所在地
- 愛知県稲沢市六角堂東町3-2-8
出典
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