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長湯線彫磨崖仏
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長湯線彫磨崖仏(ながゆせんぼりまがいぶつ)は、大分県竹田市(旧直入町)にある磨崖仏である。1959年(昭和34年)3月26日に大分県の史跡に指定されている[1][2]。長湯線刻磨崖仏(ながゆせんこくまがいぶつ)とも言う。
概要
観世音菩薩坐像(像高69.5cm)と金剛界大日如来坐像(像高51.5cm)の計2体の磨崖仏である。観世音菩薩坐像は、水月観音又は白衣観音と見られる。大分県の磨崖仏はほとんどが丸彫り又は半肉彫りであり、線彫りの磨崖仏は珍しいとされる[3]。ただし、竹田市内には他にも碧雲寺線彫磨崖仏、愛宕山線彫磨崖仏があって、いずれも竹田市の史跡に指定されている[2]。
像の向かって右には、自然石に梵字を線刻した板碑2基がある。梵字は蓮華座の上に刻まれており、右が阿弥陀如来を意味するह्रीः(キリーク)、左が釈迦如来を意味するभः(バク)の字である。
磨崖仏、板碑ともに室町時代の作と考えられている。
交通
脚注
関連項目
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