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音楽の象徴、芸術の象徴、科学の象徴
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『音楽の象徴』(おんがくのしょうちょう、仏: Les Attributs de la musique、英: The Attributes of Music)、『芸術の象徴』(げいじゅつのしょうちょう、仏: Les Attributs des arts、英: The Attributes of the Arts)、『科学の象徴』(かがくのしょうちょう、仏: Les Attributs des sciences、英: The Attributes of the Sciences)は、18世紀フランス・ロココ期の巨匠ジャン・シメオン・シャルダンが1765年にキャンバス上に油彩で制作した3点の静物画である。国王ルイ15世のコレクションに入り[1][2]、そのうち『音楽の象徴』と『芸術の象徴』は現在、パリのルーヴル美術館に所蔵されている[1][2][3]。
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背景
これらの3作品は、芸術行政を担当していたド・マリニー侯爵アベル=フランソワ・ポワソン・ド・ヴァンディエール (ポンパドゥール夫人の弟) から1764年に依頼されたものである。ショワジー城内の広間のドア上部を装飾するためのものであった。『音楽の象徴』と『芸術の象徴』は現在、ルーヴル美術館に所蔵されているが、『科学の象徴』は失われている[1][2][3]。3作品は、1765年のサロン・ド・パリに出品された[1][2]。 なお、これらの作品は、シャルダンが1767年に描いた『市民の音楽の象徴』、『軍隊の音楽の象徴』 (ルーヴル美術館) や、1731年に描いた『科学の象徴』 (ジャックマール=アンドレ美術館、パリ) とは別のもので、混同されてはならない。
『音楽の象徴』
『音楽の象徴』の事物の配置は、ドア上部の装飾という目的に合致している。しかし、厳しく秩序立てられた構図は明快である。左から右に、ヴァイオリン、 マンドリン、ミュゼット、狩猟の角笛、トランペット、横笛が見える。
『芸術の象徴』
『芸術の象徴』の事物の配置も、ドア上部の装飾という目的に合致している。画面中央に、四季の噴水 (パリ) 用のエドメ・ブーシャルドン作『パリの町の彫像』を模したものが配置されており、それは芸術の首都としてのパリを認めたものである。『音楽の象徴』も『芸術の象徴』も寓意画として構想されているが、それぞれの対象に寄せるシャルダンの観察力と表現力は、事物の存在を確実に捉え、しかもそこに落ち着いた詩情さえも漂わせている[3]。
ギャラリー
- シャルダン『軍隊の音楽の象徴』 (1767年)、ルーヴル美術館、パリ
- シャルダン『科学の表象』 (1731年)、ジャックマール=アンドレ美術館、パリ
- エドメ・ブーシャルドン『パリの町の彫像』 (1739-1745年)
脚注
参考文献
外部リンク
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