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風夢
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『風夢』(ふうむ)は、斉藤由貴の通算4枚目のスタジオ・アルバム。1987年4月21日発売。発売元はキャニオン・レコード(現:ポニーキャニオン)。規格品番はLP:C28A0562、CT:28P6657、CD:D32A0281。
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背景
LP帯のコピー:頬に触れる風のように、夢のように……
先行シングル「砂の城[1]」の他、本人作詞の楽曲も収録された4枚目のオリジナル・アルバム。前作『チャイム[2]』に続き女性シンガーソングライター・谷山浩子のほか、飯島真理を作曲とコーラスで初起用している。CDはLPと曲順が異なっており、シングル「MAY[3]」「砂の城」のB面「記憶」の2曲が追加収録されている。
歌詞ブックレット巻末のスタッフ・クレジットは、″航海誌″ として掲載されている(たとえば「船主:斉藤由貴、航海長:武部さとし」といった具合)。
収録曲のうち、「街角のスナップ」「家族の食卓」が2008年3月8-9日に数年ぶりに開催された東京・PARCO劇場でのコンサートで披露された。また、同年12月23日に東京・浜離宮朝日ホールで開催されたコンサートでは「12月のカレンダー」「ひまわり」が披露されている。なお、「ひまわり」の歌詞は谷山浩子によるものであるが、この歌詞は元々別の楽曲用に書かれたものである。詳細は項目「チャイム#解説」参照のこと。
「体育館は踊る」「家族の食卓」は、それぞれが斉藤自身が出演したフジテレビのトーク番組『斉藤さんちのお客さま』のオープニング、エンディング・テーマとなった。当楽曲は同年12月発売のコンピレーション・アルバム『YUKI'S BRAND[4]』のCD盤に、イントロの長いロング・バージョンが収められた。2007年には、リアレンジ&ヴォーカル・ニュー・ヴァージョンで、シングル「悲しみよこんにちは(21st century ver.)[5]」の4曲目に収録された。ほか、谷山浩子が「SORAMIMI」をアルバム『水玉時間』(1986年10月21日発売)で、「ひまわり」を『透明なサーカス』(1987年9月5日発売)でセルフカバーしている。
2003年9月18日発売のCD-BOX『斉藤由貴 CD-BOX 1』にリマスタリング音源で収められた。同ボックス・セットは限定生産のため、現在は入手困難となっている。2009年には歌手デビュー25周年企画の一環として、特別なCDプレーヤーを購入することなく高音質再生が可能であるとされるHiQualityCD(HQCD)仕様で発売された。収録曲と曲順はLPに準拠。歌詞ブックレット巻末には制作プロデューサーである長岡和弘のコメント付き。2016年にはUHQCD仕様で発売された。この盤にはLPの曲順が採用され、ボーナストラック3曲を追加収録している[6]。
『家族の食卓』のミュージッククリップは『斉藤さんちのお客さま』のビデオ化に合わせて7分のロングバージョンも制作されビデオ作品として発売された。監督は市川準。「斉藤由貴デビュー25th記念DVD-BOX」にも収録されている。
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収録曲
LP/CT
CD
2009年盤
2016年盤
曲解説
- ONE
- 『カルピス』テレビコマーシャルソング
- 砂の城
- 12月のカレンダー
- ひまわり
- Side Seat
- 眠り姫
- 親知らずが痛んだ日
- 体育館は踊る
- フジテレビ系トーク番組『斉藤さんちのお客さま』オープニング・テーマ。
- 街角のスナップ
- 日本電気『PC-88VA』テレビコマーシャルソング。
- 風・夢・天使
- 家族の食卓
- フジテレビ系トーク番組『斉藤さんちのお客さま』エンディング・テーマ。
2016年盤ボーナストラック
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関連作品
(#CDのトラック・ナンバー参照)
- YUKI'S BRAND - M-2・6・10・12・13
- Yuki's MUSEUM - M-8・9
- YUKI's BEST - M-9(Remix)
- MYこれ!クション 斉藤由貴BEST - M-8・9
- 斉藤由貴 SINGLESコンプリート - M-6・8・9
- 悲しみよこんにちは(21st century ver.) - M-13(Retake)
- 斉藤由貴 ヴィンテージ・ベスト - M-9(Retake)・M-13(Retake)
備考
- 藤田恵美が『ココロの食卓 〜おかえり愛しき詩たち〜』(2008年)で「家族の食卓」をカバーしている。
発売履歴
脚注
外部リンク
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