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魔界八犬伝 SHADA
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『魔界八犬伝 SHADA』(まかいはっけんでん シャダ)は、1989年4月1日に日本のデータイーストから発売されたPCエンジン用アクションロールプレイングゲーム。
ゲームストーリーは小説『南総里見八犬伝』(1842年)をモチーフにしたものとなっており、八剣士の生まれ変わりである主人公の「しん」および他の八剣士の生まれ変わりの仲間を操作し、封印から解放された悪の化身「玉梓」を再び封印する事を目的としている。。ゲーム内容は暗闇迷路を探索したり、同じ宝箱を2度開けなければならないなど、全体的に難易度は高めとなっていた。バックアップ機能はなくパスワード制となっている。
開発はデータイーストが行い、ディレクターは後にファミリーコンピュータ用ソフト『ダークロード』(1991年)を手掛けた巌光生が担当、音楽は酒井省吾や高濱祐輔の他にファミリーコンピュータ用ソフト『ヘラクレスの栄光II タイタンの滅亡』(1989年)を手掛けた岩崎正明、三浦孝史、濱田誠一、鈴木雄司が担当している。
2006年にWindows用ソフトとしてi-revoにて配信された他、2007年にはWii用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信され、さらに2016年にはWindows用ソフトとしてプロジェクトEGGにて配信された。
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ゲーム内容
戦闘は日本ファルコムによる同ジャンルのゲームである『イースI』(1987年)のゲームシステムと同様、フィールド上に存在する敵と接触する事で行われる[2]。この時に半分キャラクターをずらして敵と接触する事でダメージを軽減できるシステムとなっている[2]。
ストーリー
里見の伏姫の心を受け継いだ八犬士は、世界を恐怖によって支配しようとしていた怨霊「玉梓」を宝玉「シャダ」の力によって封印する事に成功した[2]。それから時が過ち、何者かが「玉梓」を復活させようと封印を盗み出したため、八犬士の末裔である「しん」は8つの宝玉と仲間を捜し出すための旅へと出る事となった[2]。
移植版
スタッフ
- ディレクター:巌光生
- グラフィック:M.RAI、T.ITO、巌光生
- プログラム:T.OGAWA、T.SUZUKI、GUMON、K.KAMIMURA
- サウンド:酒井省吾、岩崎正明、三浦孝史、濱田誠一、鈴木雄司、高濱祐輔
- スペシャル・サンクス:Y.KAWAI、なかむらよし、井戸川孝史
評価
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では6・6・6・5で合計23点(満40点)[7][6]、レビュアーからは『イースI』と酷似している点を指摘された上、突然死するイベントなどに触れた上で「全体的に難しい感じ」と否定的に評価された[7]。
- その他のゲーム誌での評価は、『マル勝PCエンジン』は6・7・7・6の合計26点、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.64点(満30点)となっている[1]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で358位(485本中、1993年時点)となっている[1]。
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脚注
外部リンク
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