トップQs
タイムライン
チャット
視点
10 (RIP SLYMEのアルバム)
ウィキペディアから
Remove ads
『10』(テン)は、RIP SLYMEの10枚目のアルバム。2015年9月30日にunBORDE(Warner Music Japan)より発売された。
概要
前作「GOLDEN TIME」から2年ぶりのアルバム。2枚のトリプルA面シングルの楽曲が収録されているが、「ナイショデオネガイシマス」のみ収録されていない。初回プレス盤はデジパック仕様で、ライブ映像が視聴できるシリアルナンバーが封入されている。
「10」は10枚目のアルバムという意味だが、「見た感じもかわいいし、シンプルだからジャケットとかでデザインしやすいだろう」と思って決まった。アルバム制作前にはタイアップソングの度に新曲を発表していたため、コンセプトや「次のアルバムはこうしよう」ということを考える余地はなかったという[2]。
RYO-Zは「いつもポップだけど、さらにカラフルなアルバムになった」と話し、PESは「昔とは違う歌い方や書き方をしてるけど、根本は『FIVE』の頃と同じ。RIP SLYMEって、世の中にないものなんだなって、聴いてて思う。いろんな意味でカウンター。今、他のアーティストがこの感じのアルバムを作れるかって言ったら作れないと思う」[3]。
発売に先駆けて9月10日よりレンタルを開始したレンタル限定盤『DIGEST 10』では秘密結社 鷹の爪とコラボした限定オーディオドラマが収録されている[4]。
2018年に活動休止を発表したため、5人で発表した最後のオリジナルアルバムである。
Remove ads
収録曲
- Powers of Ten [2:11]
- ピース [3:27]
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU / 作曲:DJ FUMIYA / Horn Arrangement:河野伸)
- 21stシングル。
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU / 作曲:DJ FUMIYA / Horn Arrangement:河野伸)
- POPCORN NANCY (Album ver.) [4:59]
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU / 作曲:DJ FUMIYA, Jazzin' park)
- 22ndシングル。Jazzin' ParkのオケをDJ FUMIYAが組み直して作ったアウトロが追加されている[3]。
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU / 作曲:DJ FUMIYA, Jazzin' park)
- KINGDOM [4:48]
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU / 作曲:DJ FUMIYA)
- 歌詞は「自分たちのスタンス」がテーマで、RYO-Zは「DJ FUMIYAの王国スタジオが俺たちのキングダム。ライブ会場でも僕らの音楽を聴けばそこが王国になるよってことを歌ってる」。DJ FUMIYAは「イメージは新しいフォークソング」と話している[3]。
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU / 作曲:DJ FUMIYA)
- だいたいQuantize [3:55]
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU, デモリッションマンズ / 作曲:DJ FUMIYA)
- いつまでも [3:57]
- 青空 [5:07]
- 気持ちいい for Men [5:32]
- TIDE [2:29]
- Happy Hour [3:32]
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU, デモリッションマンズ / 作曲:DJ FUMIYA)
- ガレージロックがヒントとなり、60年代後半から70年代頭のロックを意識している。『Happy Hour』は居酒屋の早割のこと。歌詞についてRYO-Zは「ウキウキした曲調から歌詞は楽しい感じ全開でいこうと」。SUは「俺のところで急にネガティブになるんです。本当に難しかった。けど、そのネガティブな感じが深みを出したとRYO-Zに言われた」[3]。
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU, デモリッションマンズ / 作曲:DJ FUMIYA)
- JUMP with chay [4:23]
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU / 作曲:DJ FUMIYA)
- 22ndシングル。フジテレビ系「ENGEIグランドスラム」オープニングテーマ。
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU / 作曲:DJ FUMIYA)
- Vibeman feat. 在日ファンク [4:06]
- メトロポリス [5:04]
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU / 作曲:DJ FUMIYA)
- NHK Eテレ「秘密結社 鷹の爪 DO」エンディングテーマ[6]。歌詞のテーマのヒントとなったのはうしろシティの上京をテーマにしたコント。コントでは勘違いして都会に出て行く人間を茶化しているが、この曲は勘違いしたまんまでやっちゃおうぜ、という風に歌っている。シンセの音色は90年代のR&B風で、メロウで綺麗で切ないというイメージで作ったという[3]。
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU / 作曲:DJ FUMIYA)
- この道を行こう [4:15]
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU / 作曲:DJ FUMIYA)
- 21stシングル。メルセデス・ベンツ「The New B-Class」CMソング。
- (作詞:RYO-Z, ILMARI, PES, SU / 作曲:DJ FUMIYA)
- 時のひとひら [4:47]
- (作詞:RYO-Z, PES / 作曲:DJ FUMIYA)
- イントロのつもりで作った[2]DJ FUMIYAは「最初のイメージはアンビエント・テクノやミニマルテクノ。作っていくうちにだんだんエモい感じになり、締めの曲になった」。作詞を担当したPESは「時計の針音は最初から入っていたから、時間をテーマにした曲を書いてみようと」。RYO-Zは「人生は出会って別れてみたいなことだから、その中の子供が生まれた瞬間だけにフォーカスして書いた」[3]。
- (作詞:RYO-Z, PES / 作曲:DJ FUMIYA)
Remove ads
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads