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1974 (16光年の訪問者)

TM NETWORKのシングル ウィキペディアから

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1974 (16光年の訪問者)」(いちきゅうななよん じゅうろくこうねんのほうもんしゃ)は、TM NETWORKの2枚目のシングル。1984年7月21日に発売された。

概要 TM NETWORK の シングル, 初出アルバム『RAINBOW RAINBOW』 ...

曲名の読みは「いちきゅうななよん」であるが、歌詞の中では英語読みの「ナインティーン・セブンティフォー」である。また、タイトルはメンバー3人が高校生だった頃を投影している[1]

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背景・制作

1983年に行われた「コカ・コーラ フレッシュサウンズコンテスト」に出場した際に披露され優勝を獲得し、デビューするきっかけとなった楽曲である。デモテープKorg PolysixRoland TR-808と同期して制作されたが、商品化の際にRoland MC-8で丸ごと作り直した[2]。また、サビ以外のボーカル用のメロディが1980年(「Sweet Song 2001」の仮タイトルがつけられていた原曲)、リリース盤のサビのボーカル用のメロディが1984年に作られた。レコーディングの際に小室が原曲のコードに違うメロディを鼻歌で歌っていたら、「そっちの方が全然いい」と即決で決まった[3]

アルバム『RAINBOW RAINBOW』からシングルカットするにあたり、アルバム・ヴァージョンにあった冒頭の映画のワンシーンを思わせるSEがカット、ミックスが変更されている他、イントロのフレーズが短く編集され、ヴォーカルを新たに録り直している[4]

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プロモーション

当時、EPIC・ソニー所属でTM NETWORK担当ディレクターだった山口三平によると、TM NETWORKのアーティスト担当(当時)だった坂西伊作から電話があり、「TMを北海道で売り出したい。ある程度の予算も確保した」と連絡がきたのがきっかけとなり、北海道でのプロモーション活動が開始された[5]。同時期に、北海道文化放送(UHB)で放送された情報番組『おもしろザウルス』が開始されると聞いた山口は、「『おもしろザウルス』と組めれば、面白い展開になるんじゃないか」と提案したところ、UHB側が興味を持ち合意できたという[5]。その結果、北海道で集中的にヒットし、札幌テレビラジオに頻繁に出演するようになった。その当時を振り返った楽曲が2007年に発表された「N43」である[6]

ミュージック・ビデオ

ミュージック・ビデオは、空飛ぶキャデラックUFOフランケンシュタイン狼男など多数のモンスターが登場するほかタイムトラベル的なシーンが描写され、小室自身が絵コンテを担当した[7]

TM NETWORK担当ディレクターの山口によると、当時の札幌のマスコミ関係者は全員がビックリしていた一方、チャラいと嫌う人も少なくなかったという[5]。ただ、面白いという意見が多く、山口はこれらのおかげで「北海道でのプロモーションが成功した」と語っている[5]

収録曲

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収録アルバム

1974 (16光年の訪問者)

パノラマジック (アストロノーツの悲劇)

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脚注

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