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2011年世界陸上競技選手権大会・男子400m
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2011年世界陸上競技選手権大会・男子400m(2011ねんせかいりくじょうきょうぎせんしゅけんたいかい・だんし400メートル)は、2011年世界陸上競技選手権大会の種目の一つ。大邱スタジアムで8月28日に予選、29日に準決勝、30日に決勝が行なわれた。グレナダのキラニ・ジェームスが44秒60の記録で優勝した。
アテネ大会以降、世界選手権の前回大会優勝者は次回大会の出場権を自動的に得る。前回大会優勝者のラショーン・メリットはドーピング違反による1年9ヶ月の出場停止処分が7月に明けてレースに復帰。全米陸上競技連盟は選手に対して選考会となる全米選手権出場を義務付けているが、メリットは6月の全米選手権に出場できなかった。その後メリットは全米陸上競技連盟の特例措置により世界選手権に出場した[1]。メリットは予選3組で2011年世界最高記録となる44秒35を記録した。2010年のIAAFダイヤモンドリーグ400m年間王者のジェレミー・ウォリナーは、左足爪先靭帯断裂のために欠場した[2]。
北京パラリンピック男子短距離3種目の金メダリストで両足義足のオスカー・ピストリウスは四肢を失った選手として初めて世界選手権に出場し[3]、5組3位で予選通過、準決勝で組8位46秒19の成績を残した。ピストリウスは2004年アテネパラリンピックで200m金メダリストとなった後に北京オリンピック出場を熱望していたが、IAAFは彼の出場を認めない方針を2007年に決定した。IAAFは彼のカーボン製義足が競技に与える影響についてドイツ体育大学ケルンに分析を依頼、その結果を受けてカーボン製義足が競技会の禁止行為を定めたIAAF競技規約144項の2(機械的助力の使用)に抵触するとした[4][5]。ピストリウスはスポーツ仲裁裁判所に提訴、2008年5月にスポーツ仲裁裁判所の「IAAFの競技規則に抵触しない」との裁定を勝ち取って大会参加に道が開かれていた[6]。この2011年大会にはピストリウス以外に、視覚障害を持つジェイソン・スミスが男子100mに出場した。
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メダリスト
金 | 銀 | 銅 |
キラニ・ジェームス![]() |
ラショーン・メリット![]() |
ケビン・ボルリー![]() |
各種記録
世界記録 | ![]() |
43.18 | ![]() |
1999年8月26日 |
大会記録 | ||||
2011年世界最高 | ![]() |
44.61 | ![]() |
2011年8月5日 |
アフリカ記録 | ![]() |
44.10 | ![]() |
2006年9月9日 |
アジア記録 | ![]() |
44.56 | ![]() |
1988年8月12日 |
カリブ海北中米記録 | ![]() |
43.18 | ![]() |
1999年8月26日 |
南米記録 | ![]() |
44.29 | ![]() |
1999年8月26日 |
ヨーロッパ記録 | ![]() |
44.33 | ![]() |
1987年9月3日 |
オセアニア記録 | ![]() |
44.38 | ![]() |
1988年9月26日 |
参加標準記録
日程
結果
要約
視点
q | 記録による通過 | Q | 順位による通過 | WL | 2011年世界最高記録 | NR | 国内記録 | PB | 自己記録 | SB | シーズンベスト | DSQ | 失格 | DNS | 棄権 |
予選
各組上位4名(Q)と記録上位4名(q) が予選通過、準決勝へ進む。
準決勝
各組上位2名(Q)と記録上位2名(q) が準決勝通過、決勝へ進む。
決勝
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脚注・出典
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