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2018年の世界ツーリングカーカップ
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2018年の世界ツーリングカーカップ (2018 FIA World Touring Car Cup FIA WTCR presented by Oscaro[1]) は、世界ツーリングカーカップ(WTCR)の最初のシーズンである。世界ツーリングカー選手権を引き継ぎ、TCR技術規則を採用した[2]。
2018年の世界ツーリングカーカップ | |||
前年: | 2017 (WTCC) 2017 (TCR) |
翌年: | 2019 |
2018年の参戦チーム・ドライバー
チームおよびドライバーの変更
- 新たなWTCR規則ではファクトリーチームが許可されていないため、ポールスター・シアン・レーシングは新シリーズに参加しない。したがってニック・キャッツバーグとネストル・ジロラーミはチームを去り、ジロラーミはスーパーTC2000選手権に戻り[46]、キャッツバーグはBMWに加入してFIA 世界耐久選手権に参戦した。昨シーズン1回限りのエントリーをした開発ドライバーのイヴァン・ミュラーは、2017年のWTCCチャンピオンのセッド・ビョークと、ヒュンダイ・i30 N TCRを使用してイヴァン・ミュラー・レーシングを結成した[4]。
- ノルベルト・ミケリスはホンダ・レーシングチーム JASを去り、BRCレーシングチームに加入して2台目のヒュンダイ・i30 N TCRをドライブする。チームメイトは2017年のTCRインターナショナルシリーズで同チームから終盤2戦に参加したガブリエル・タルキーニ。
- セバスチャン・ローブ・レーシングは2台のフォルクスワーゲン・ゴルフ GTI TCRを2018年シーズンに投入する。ドライバーはALL-INKL.COM ミュニッヒ・モータースポーツからロバート・ハフ、そしてメフディ・ベナーニを起用する[27]。2017年のWTCCトロフィーを獲得したトム・チルトンはチームを去り、モーターベース・パフォーマンスからイギリスツーリングカー選手権に参戦する。チルトンは2017年にはWTCCとBTCCの両方に参加していたが、今シーズンはBTCCのみに出場すると発表した[47]。
- 2017年のTCRインターナショナルシリーズの終盤2戦に参戦したドゥニ・デュポンはコムトゥユー・レーシングからWTCCにフル参戦する。チームメイトはWTCCにゼンゲー・モータースポート、TCRインターナショナルシリーズにブーツェン・ジニオン・レーシングから参戦していたオーレリアン・パニ。チームは後にフレデリック・ヴェルヴィシュとナタナエル・ベルトンを加え4台体制に拡張することを発表した。チーム規模の規制に従い、ヴェルヴィシュとデュポンはコムトゥユー・レーシングとは別チームのアウディ・スポーツチーム・コムトゥユーからのエントリーとなる。これらの発表により、TCRインターナショナルシリーズのチャンピオンであったステーファノ・コミーニがチームを去った[30][34]。
- ブーツェン・ジニオン・レーシングは、2018年シーズンに向けて新しいホンダ・シビックタイプR TCR (FK8)に切り替える。ホンダ・レーシングチーム JASのドライバーであったティアゴ・モンテイロが1台をドライブする[13]。チームメイトはROALモータースポートからトム・コロネルが加わった。3月26日、2017年のTCRベネルクス・ツーリングカー選手権の勝者であるバンジャマン・ルサンヌがメディカルチェックをクリアできなかったモンテイロに代わってシーズン序盤に出場すると発表された。ルサンヌはすでにチームのテストおよび開発ドライバーとして加入していた。
- ALL-INKL.COM ミュニッヒ・モータースポーツは3台のホンダ・シビックタイプR TCR (FK8)を投入する。ドライバーはホンダ・レーシングチーム JASからエステバン・ゲリエーリ、RCモータースポーツからヤン・エルラシェ、一部のラウンドで2015年の世界ツーリングカー選手権にラーダ・スポートから参戦していたジェームス・トンプソンを起用する。ゲリエーリとエルラシェはチームズランキングのポイント対象ドライバーとなる[15][19][21]。
- クラフト・バンブー・レーシングは2018年シーズンはTCRヨーロッパ・ツーリングカー・シリーズに転向、2台体制で活動するがどの車を使用するかは発表されていない。ペペ・オリオーラはカンポス・レーシングに移籍し、ジェイムズ・ナシュはBTCノーリン・レーシングからイギリスツーリングカー選手権に復帰した[48]。
- Wレーシングチーム(レオパード・レーシングチームWRTとして参加する)は、スポンサーシップの理由からフォルクスワーゲン・ゴルフ GTI TCRからアウディ・RS 3 LMS TCRに切り替え、アウディスポーツ・レオパード・ルクオイル・レーシングの名称で戦う。2017年のTCRインターナショナルシリーズでドライバーズタイトルを獲得したジャン=カール・ヴェルネィと、同チームでドバイ戦に出場したゴードン・シェデンが同チームから参戦する。2017年のDTMチャンピオン、レネ・ラストはニュルブルクリンク戦でワイルドカード参戦(アウディ・スポーツチームWRTとして)する。
- 2017年のTCRインターナショナルシリーズでマニファクチャラーズタイトルを獲得したM1RAは、ホンダ・シビックタイプR TCRからヒュンダイ・i30 N TCRに切り替え、TCRヨーロッパ・ツーリングカー・シリーズに参戦する。ゼンゲー・モータースポートから移籍してきたダーニエル・ナジが1台をドライブする。ドライバーズランキング2位となったアッティラ・タッシはチームを離れJASモータースポートのテストドライバーとなり、TCRヨーロッパ・ツーリングカー・シリーズでKCMGのホンダシビックタイプR TCR(FK8)をドライブする[49]。ナジとタッシはどちらもハンガリーでのワイルドカードエントリーで1度限りの参戦を果たした。
- DGスポーツ・コンペティションはオペル・アストラ TCRからプジョー・308 TCRに切り替えた。ドライバーはマチョ・ホモラとオーレリアン・パニのラインアップを継続した[6]。
- チーム・ミュルザンヌは、2014年のイギリスツーリングカー選手権に参戦して以来のシーズンフル参戦となるファブリツィオ・ジョヴァナルディと、2017年のTCRインターナショナルシリーズにウェストコースト・レーシングから参戦したジャンニ・モルビデリと契約した。これらの発表でドゥシャン・ボルコヴィッチとダヴィト・カジャイアはチームを去ることとなり、ボルコヴィッチはターゲット・コンペティションからTCRヨーロッパ・ツーリングカー・シリーズに参戦する[50]。
- 2017年シーズンにセバスチャン・ローブ・レーシングから参戦したジョン・フィリッピはカンポス・レーシングに戻り、クプラ・レオン TCRをドライブする[9]。
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開催スケジュール
2018年のチャンピオンシップは、ヨーロッパ、アフリカ、東アジアで30ラウンドにわたって争われた。
暫定カレンダーは2017年12月にリリースされた[51]。2018年3月、武漢ストリートサーキットでの中国ラウンドが追加された。
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ルールの変更
競技規則
- 新シリーズでは優勝者に与えられるタイトルは「世界選手権」ではなく「ワールドカップ」となる。マニファクチャラーは競争のために車両を開発し、それをプライベーターの参入者に販売することができ、それらのチームに継続的なサポートと開発を提供することも許可される[2]。
- WTCRシリーズは26エントリーに制限され、各レースの週末に主催者によって最大2つのワイルドカードがノミネートされる。エントリーキャップは、6つのワイルドカードがノミネートされたマカオを除くすべてのレースに適用される[37]。すべてのチームは、150,000ユーロのエントリー料で最低2台をエントリーしなければならない[54]。
- 週末の形式も変更された。毎週末に3回のレースが行われる。最初のレースは土曜日に開催され、2回のフリープラクティスセッションの直後に独自の30分の予選セッションが行われる。日曜日にはレース3のグリッドを決定するための別の予選セッションがあり、レース2のスターティンググリッドには、セッション上位10人のドライバーが逆順に並ぶ[55]。
- タイヤはヨコハマが供給し、燃料はパンタが供給する[56]。
結果とランキング
要約
視点
ランキング
ドライバーズランキング
ポイントは各レースの結果につき以下のように与えられる:
太字 - ポールポジション
斜体 - ファステストラップ
† - ドライバーはフィニッシュしていないが、レース距離の75%以上を走行していたことで完走と見なされる。
チームズランキング
太字 - ポールポジション
斜体 - ファステストラップ
† - ドライバーはフィニッシュしていないが、レース距離の75%以上を走行していたことで完走と見なされる。
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参照
注
外部リンク
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