トップQs
タイムライン
チャット
視点
2018年イギリスグランプリ
ウィキペディアから
Remove ads
2018年イギリスグランプリ (2018 British Grand Prix) は、2018年のF1世界選手権第10戦として、2018年7月8日にシルバーストン・サーキットで開催された。
Remove ads
レース前
本レースでピレリが供給するドライタイヤのコンパウンドは、ソフト、ミディアム、今季初登場となるハードの3種類[4]。
オーバーテイク機会を増やすため、3つ目のDRSゾーンをホームストレートからターン1、ターン2までのパートに設置した[5]。
エントリーリスト
Remove ads
フリー走行
予選
要約
視点
母国グランプリのルイス・ハミルトンが昨年のコースレコードを更新し、4年連続でポールポジションを獲得した。
結果
- 追記
- ^1 - シロトキンは予選後にパルクフェルメルールを破ってリアウイングを交換したため、決勝はピットレーンからスタートする[8][9][10]
- ^2 - ストロールはタイムを記録できなかったが、スチュワードの判断により決勝への出走が許可された[11]。予選後にパルクフェルメルールを破ってリアウイングを交換したため、決勝はピットレーンからスタートする[12][9][10]
- ^3 - ハートレイは予選に出走できなかったが、スチュワードの判断により決勝への出走が許可された。シャシーの交換が必要となったため、決勝はピットレーンからスタートする[13][10]。予選後に規定を超えるパワーユニット交換(6基目のエンジン(ICE)、5基目のMGU-K)を行ったが、ピットレーンスタートが確定しているため変動なし[14]
Remove ads
決勝
要約
視点
展開
2度にわたるセーフティカー出動と言う大混戦をセバスチャン・ベッテルが制し、アラン・プロストに並ぶ通算51勝目を挙げた[15]。
レースはオープニングラップから波乱の展開となる。2番グリッドのベッテルが好スタートを切ってハミルトンの前に出る事に成功し、ボッタスがそれに続く。ポールポジションのハミルトンは母国GP5連勝と最多勝となる6勝目がかかっていたがスタートで3位に後退した上、後ろから迫ったキミ・ライコネンがタイヤをロックさせたことによる接触[16]を受けスピン、最後尾まで順位を下げてしまう。これについては、ライコネン側に非があると判断され10秒ペナルティおよびペナルティポイント2点が科せられた。また、後方ではペレスが単独スピンを喫して大きく順位を落とす。
その後、レースはベッテルを首位に展開。18周目にルクレールがタイヤ交換のミスでリタイア。そのうえ、32周目にエリクソンがターン1でスピンしてバリアに高速でクラッシュ、それを受けてセーフティカーが導入される。ここでトップのベッテルがピットインしてソフトに交換したのに対し、メルセデスはステイアウトを選択。ボッタス、ベッテル、ハミルトン、フェルスタッペン、ライコネン、リカルドという順位に入れ替わる。レース再開直後、11番手争いをしていたグロージャンとサインツが1コーナー付近で接触してクラッシュ。翌周に2度目のセーフティカーが導入される。43周目にライコネンがフェルスタッペンを交わして4番手に浮上する。トップ4はそれぞれ1秒未満の接戦が展開される。だが、46周目にリカルドと接近戦を演じていたフェルスタッペンがスピン。コースに復帰したものの、ギアボックストラブルでマシンを停めた(完走扱い)。
そして、残り5周でベッテルがようやくボッタスを攻略して首位を奪還。ここでメルセデスはボッタスにチームオーダーを発令してハミルトンを前に出させて、トップのベッテルにチャレンジさせる。そのボッタスは1ストップ作戦でタイヤに苦しみ、ライコネンに抜かれて4位転落。最終的に2ストップのベッテルがトップを守って優勝。今季4勝目を挙げる。ハミルトンは、最終的にベッテルと2秒前後の差まで追い上げて2位表彰台。序盤の接触とそれによるペナルティを跳ね除けたライコネンが3位表彰台を獲得した。
後方では残り2周でピエール・ガスリーがセルジオ・ペレスを抜いて10位でフィニッシュしたが、オーバーテイクした際の接触により5秒のタイム加算ペナルティが科されて13位に降格となり、入賞は幻に終わった[17]。ガスリーは「レースウイークエンドには毎回接触があり、ペナルティが出ないこともある」と不満を露わにした[18]。
ハミルトンはレース直後の表彰式前のインタビューを一旦ボイコットするほど落胆し、その後自身は「フェラーリは”面白い戦術を採った”」と、メルセデスチーム側も「故意なのか無能なのか」と発言するほど不快感を露わにしたが、翌日ライコネンからの謝罪(ライコネンもレース後自らのミスと語り、レース中に自らに科されたペナルティも妥当だとコメント)[19]した事を受け、「キミは謝罪し、僕はそれを受け入れた。僕らは前に進まなきゃいけない。それはレーシングインシデントだった」とコメント。ボイコットした件に関しても「(怒涛の追い上げを見せたレースで激しく体力を消耗して)肉体的にも、精神的にも疲れてしまったんだ」とコメントした[20]。解説者として観戦していたニコ・ロズベルグは「キミにしては珍しいミスだが、(前戦オーストリアGPでベッテルの猛追を抑えて2位の座を守ったように)故意は有り得ない」とコメント[16]した。
レッドブル勢は「(フェラーリやメルセデスのマシンとは)ストレートスピードが違いすぎて勝負にならなかった」とクリスチャン・ホーナーは語った[21]。
結果
- ファステストラップ[23]
- セバスチャン・ベッテル - 1:30.696 (47周目)
- ラップリーダー[24]
- 1-20=セバスチャン・ベッテル、21=バルテリ・ボッタス、22-33=ベッテル、34-46=ボッタス、47-52=ベッテル
- 追記
Remove ads
第10戦終了時点のランキング
- 注:ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。
脚注
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads