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2021年の世界ラリー選手権

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2021年の世界ラリー選手権
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2021年の世界ラリー選手権(: 2021 World Rally Championship)(略:WRC)は、FIA世界ラリー選手権の第49回大会である。

2021年の世界ラリー選手権
ドライバー選手権優勝
フランスの旗 セバスチャン・オジェ
マニュファクチャラー選手権優勝
日本の旗 トヨタ
前年: 2020 翌年: 2022
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ディフェンディングチャンピオンとして参戦するセバスチャン・オジェ
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ディフェンディングコ・ドライバーとして参戦するジュリアン・イングラシア
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マニュファクチャラーズタイトル2連覇のヒュンダイ


2021年のスケジュール

要約
視点

2021年のWRCは、以下の通りで行われる。

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カレンダーについて

中止が決定したイベントについて

さらに見る ラリー名, 本拠地 ...

前年に続き新型コロナウイルス感染症の流行の影響を受け、当初発表されたスケジュールから変更が出ている。

  • 第2戦として予定されていたラリー・スウェーデンは、2020年12月に中止が決定した[6]
  • 第9戦として予定されていたラリーGBは、本拠地を北アイルランドとしていたが、財政的な理由で中止が決定した[2]
  • 第10戦として開催予定だったラリー・チリは、2021年3月に中止が決定した[4]
  • 最終戦として開催予定だったラリー・ジャパンは、2021年9月に中止が決定した[7]。。
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2021年の参加チームおよびドライバー

要約
視点
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さらに見る マニュファクチャラー, チーム ...
さらに見る チーム, 車両 ...

前年からの変更点

トヨタはワークスエントリーの3台については前年と同様。ワークスエントリー外で、前年はスポット参戦だった勝田貴元が全戦に参戦する[14]。また、チームプリンシパルであったトミ・マキネンは2021年よりトヨタのモータースポーツアドバイザーに就任のため退任。後任にはヤリ=マティ・ラトバラが任命された[15]

ヒュンダイはセバスチャン・ローブがワークスエントリーから外れ、全4組でのエントリー。タナックとヌービルが全戦に参戦し、ソルドとブリーンが3台目をシェアする体制となる[16]。ソルドはコドライバーを務めたカルロス・デル・バリオとのコンビを解消した[17]。またWRC2でピエール=ルイ・ルーベとともに2019年チャンピオンを獲得し、2020年にはヒュンダイのWRカーで3戦にスポット参戦したフランスのプライベーター『2Cコンペティション』が、本年よりワークス支援を受けてヒュンダイの2チームとしてマニュファクチャラー参戦する。ドライバーは引き続きルーベである[18]。WRC2ではニコライ・グリヤジンに代わり、オリバー・ソルベルグを起用。オーレ・クリスチャン・ヴェイビーとソルベルグはシーズン中にi20 R5から新型のi20 RALLY2へと乗り換えが予定されている[19]。 ヌービルは1月15日、10年に渡りコドライバーを務めていたニコラ・ジルスールとのコンビ解消を発表、後任はベルギー人のマルタイン・ヴァイダエヘとなる[11]

Mスポーツ・フォードはエサペッカ・ラッピが退団。昨年6戦に出場したガス・グリーンスミスがフル参戦となる。テーム・スニネンアドリアン・フルモー[20]は2台目をシェアする。またスニネンは、今年もヤルモ・レーティネンとのコンビを継続する予定だったが、レーティネンがトヨタのイベントリーダーに就任したためこれを解消。後任には2018年までコンビを組んでいたミッコ・マルックラが復帰する[21]

シーズン途中によるドライバーの変更など

第2戦に出走したオリバー・ソルベルグのコドライバーは当初はアーロン・ジョンストンであったが、ジョンストンの新型コロナウイルス陽性に伴い、代役としてセバスチャン・マーシャルを起用した。

ガス・グリーンスミスは第3戦よりコドライバーをエリオット・エドモンドソンからクリス・パターソンへと変更した[22]

第4戦にWRC2に出走予定であったアンドレアス・ミケルセン、オーレ=クリスチャン・ヴェイビー、ゲオルグ・リンナマエのコドライバーのウォロディミル・コルシアは新型コロナウイルス陽性に伴い出走を取り止めた[23]。ヴェイビーはその後、第4戦期間中に新型コロナウイルスに関するFIAの規定違反を犯したため、6ヵ月の参戦禁止処分を受けた。コルシアも同様の処分を受けている[24]

オリバー・ソルベルグは第5戦に2Cコンペティションから出走予定であったが、父・ペター・ソルベルグが新型コロナウイルス陽性判定を受けたことや、前述のヴェイビーの感染によりヒュンダイWRC2母体チームの「レッドグレーレーシング」関係者全員がポルトガルから2週間移動できない状態となったことも重なり、出走を取り止めた[25]

第7戦で勝田貴元のコドライバーのダニエル・バリットが負傷。バリットに代わり第8戦はキートン・ウィリアムスが出場する。

アンドレアス・ミケルセンは第7戦をもってオラ・フルエネとのコンビを解消[26]。後任は第2戦までグリーンスミスのコドライバーを務めたエリオット・エドモンドソン。

ダニ・ソルドは今季よりコドライバーを務めていたボルハ・ロザーダとのコンビを第6戦をもって解消、後任はカンディド・カレーラ[27]

ヒュンダイは第9戦よりWRC2にてヒュンダイ・i20N Rally2を投入。オリバー・ソルベルグとヤリ・フッツネンがデビュードライバーを務める [28]

テーム・スニネンは第8戦終了後、Mスポーツ・フォードを離脱。第10戦フィンランドではモヴィスポーツよりWRC2に参戦し、第11戦ではヒュンダイよりWRC2に参戦する[29]

アドリアン・フルモーは第9戦終了後にコドライバーのルノー・ジャムールとのコンビを解消、後任はアレクサンドル・コリア[30]

エサペッカ・ラッピは第10戦ラリー・フィンランドにてトヨタ・ヤリスWRCにてプライベーターとして参戦[31]

オリバー・ソルベルグは第11戦にて2Cコンペティションから参戦する。また第9戦終了後にコドライバーのアーロン・ジョンストンとのコンビを解消した[32]。後任はクレイグ・ドリュー。

勝田貴元は第9戦の直前にダニエル・バリットの代役参戦のコドライバーであるキートン・ウィリアムズが家庭の事情で帰国したため、出走を取り止めた[33]。第10戦フィンランドも勝田はウィリアムズと組む予定であったが、直前に解消。後任はオリバー・ソルベルグと組んでいたアーロン・ジョンストン[34]

ピエール=ルイ・ルーベは第11戦直前に事故で骨折。今シーズン復帰は絶望となった[35]。11戦出走予定であったルーベに代わり、ニル・ソランスが急遽2Cコンペティションから参戦する[36]

オィット・タナックは最終戦を家庭の事情で欠場。代役はテーム・スニネン[37]

オリバー・ソルベルグは最終戦のコドライバーを変更、エリオット・エドモンドソンを起用する[38]

グリーンスミスのコドライバーのクリス・パターソンが第11戦を以て引退したため最終戦はヨナス・アンデションが参戦する[39]

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レギュレーションの変更

本年よりタイヤがワンメイクとなり、ピレリ製のコントロールタイヤが導入される[40]

パワーステージではドライバーズポイントと同時に上位5台にはマニュファクチャラーポイントも加算される。ポイント加算はドライバーズ同様で対象車の上位2台のポイントが有効となる。また、WRC2およびWRC3でもパワーステージが導入される[41]

レース結果とランキング

各ラリーの結果

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ドライバーズ・チャンピオンシップ

さらに見る 順位, ドライバー ...
さらに見る 色, 結果 ...
1 2 3 4 5 – パワーステージ順位

コ・ドライバーズ・チャンピオンシップ

さらに見る 順位, ドライバー ...
さらに見る 色, 結果 ...
1 2 3 4 5 – パワーステージ順位
(16位以下省略)


マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップ

さらに見る 順位, マニュファクチャラー ...
さらに見る 色, 結果 ...
1 2 3 4 5 – パワーステージ順位
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注釈

  1. ラリー・モンテカルロではスノー/ターマックの路面が混在する。

出典

外部リンク

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