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AK-726
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AK-726(ロシア語: АК-726)は、ソビエト連邦が開発した艦砲[1]。1950年代から開発された[1]。
概要

1950年半ばからZIF-67の名称で開発が始まり、1956年には設計局が技術案を提出、1963年に量産を開始し、海軍への納入は1964年5月から行われた[1][3]。
76ミリ連装砲と称されることもあるが、実際の口径は76.2ミリである[1]。射程は15,700メートル、射高は13,000メートルで、5.9キログラムの砲弾を毎分90発の速度で射撃することができる[2]。砲身は空冷式だが、実運用時には射撃間に海水をポンプで放水して砲身を冷却する[1]。操作要員は9名で、MR-105 トゥレル(NATO名:アウル・スクリーチ)射撃指揮装置とセットで運用される[3]。
口径の割に大型で重量があったが、性能・信頼性ともに優れた砲であり、1134B型(カーラ型)大型対潜艦から159型(ペチャ型)警備艦まで、大小各種のソ連海軍艦艇に広く搭載されたほか、ルーマニア海軍の駆逐艦マラシェシュティやインド海軍の61ME型(ラージプート級)駆逐艦など、友好国の艦艇にも搭載された[1][3]。ただし、ソ連海軍が求める性能を十分に満たしたわけではなく、後継の艦砲はさらに大口径化することになった[3]。
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搭載艦艇
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- ペチャ型フリゲート(159型警備艦)
- ミルカ型フリゲート(35型警備艦)
- コニ型フリゲート(1159型警備艦)
- クリヴァク-I型フリゲート(1135型警備艦)
- コトリン型駆逐艦(56型駆逐艦)
- キルディン型駆逐艦(56-U型駆逐艦)
- カシン型駆逐艦(61型大型対潜艦)
- キンダ型巡洋艦(58型ミサイル巡洋艦)
- カーラ型巡洋艦(1134-B型大型対潜艦)
- キエフ級航空母艦(1143型航空巡洋艦)※4番艦「バクー」は、AK-100に変更。
- イワン・ロゴフ級揚陸艦(1174型大型揚陸艦)
ユーゴスラビア海軍/
モンテネグロ海軍
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脚注
参考文献
関連項目
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