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Apple A4

Appleが設計したSoC ウィキペディアから

Apple A4
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Apple A4は、Appleが開発したPoPである。2010年1月27日iPad (第1世代)とともに発表され、iPhone 4iPod touch(第4世代)Apple TV(第2世代)にも搭載されている。組み込み済の製品のみが販売され、プロセッサ単体での販売はされていない。

概要 生産時期, 設計者 ...
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概要

CPUコアは基本的にサムスンのHummingbirdと同じで、これをアレンジしたSoC[1]にサムスン製の2層のDRAMダイを重ね、全体で3層構造をなしている。Appleが2008年に買収したP.A. Semi社のメンバーも何らかの役割を果たしたと見られている[2][3]。CPUコアはARMv7-AアーキテクチャベースのCPUとPowerVR SGX 535を実装したチップに、LPDDR SDRAMチップをまとめたパッケージになっている[4]

Apple A4のCPUコアはARM LtdのオリジナルのCortex-A8に比べ、L2キャッシュが2.5倍の640KB、メモリバスも2倍の64ビット幅となっており、クロック当たりパフォーマンスが高い[5]。これにより、Apple A4を搭載したiPadおよびiPhone 4、iPod touchは、ARM Cortex-A8を搭載したiPhone 3GS、iPod touchに比べ、CPUパフォーマンスが大幅に向上した。

メモリは、LPDDR400、200MHz、デュアルチャンネル(32bit×2)、3.2GB/s。iPhone 4には512MB、それ以外には256MBが搭載された。

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関連項目

  • ジム・ケラー:開発者の1人
  • ジョニー・スルージ:A4から開発を主導したApple VP(2015年12月よりハードウェアテクノロジー担当上級副社長[6]

脚注

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