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西陣 (企業)
かつて存在した日本のパチンコメーカー ウィキペディアから
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株式会社西陣(にしじん、英: NISHIJIN)は、かつて存在した日本のパチンコメーカー。
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概要
→沿革については「ソフィア (パチンコ)」を参照
主に、パチンコ・パチスロ・パチンコ玉補給機を販売。パチンコ機の製造部門はソフィアに分社し、西陣は販売部門に特化していた。
清水一二が友人の井置光男とともに1951年に設立した「清水鋳工所」が起源である。1951年に発表した、桐生織の西陣織を盤面に貼り付けた「丸帯パチンコ」がヒットし、これが「西陣」という社名の由来となった。1960年、パチンコの販売強化のために株式会社西陣を設立した。
西陣の創業者である清水一二社長は、学生時代にバイオリンを弾いており、家業の鉄工所を継いだもののミュージシャンになる夢を捨てきれず、西陣の経営者として成功した後に「ワンツー清水」を名乗り、1965年に西陣社内にジャズバンド「ワンツー清水と宇宙楽団」を結成。宇宙楽団のメンバーは西陣の社員という待遇ながら、映画(『花を喰う蟲』『反逆』など)やイベントに出演するなどセミプロとして活動し、レコードも2枚発売している。1968年にはソ連で公演を行った。この「宇宙楽団」のメンバーの一人が、後に漫画原作者となる牛次郎である。清水社長のワンマンぶりは、牛次郎の作品『鯨魂』の主人公である「銭貫一二三」のモデルとなっている。
かつては、所属する社員全員が本名ではなく、仕事用につけられた変名で活動していた。現在は一部の社員のみが変名で活動している。
2010年から2012年まで、日本女子プロゴルフ協会公認のゴルフトーナメントだったライフカードレディスゴルフトーナメント(開催地は熊本県菊陽町)の冠スポンサーとなり、「西陣レディスクラシック」の大会名で開催された。なお、2013年からはKKT杯バンテリンレディスオープンとして開催されている。
廃業
2023年3月1日、西陣・東京西陣販売・西陣販売の連名で、3社が廃業することを発表した[1]。具体的な廃業期日は明らかにされていない。2023年4月1日以降のメンテナンスについてはソフィア(パチンコ台)、DAXEL(パチスロ機)とエース電研(補給機器)が引き続き行うことを明らかにしている。ホール設計を手掛ける西陣アーキテクト[注 1]と九州西陣販売[注 2]については、いずれも西陣の系列会社であるものの、西陣と資本関係がなく、社名変更した上で営業を継続している。
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パチンコ機種
要約
視点
旧要件機(主要機種)
- 1983年 - エレックスD-51
- 1985年 - レッドライオン
- 1988年 - ザ・拳法、魔界組
- 1989年 - ファンキー7
- 1990年 - パチンコ大賞
- 1991年 - ルーキーパステル
- 1992年 - 花鳥風月、CRうちどめくん/パーラーキング(初のCR機)
- 1993年 - CR花満開、春一番、春夏秋冬、オメデタブラザーズ
- 1994年 - CR球界王
- 1995年 - CRチキチキドリーム
- 1996年 - CR撃墜王
- 1997年 - CRラッキートマト
- 1998年 - CR花満伝説、CRパチンピック、CRメタルアーミー、CR忍々丸
- 1999年 - CRパーラーデルダス、CR熱血冒険王
- 2000年 - CR海百景、CRおばけらんど、CR遊遊悟空、CRめちゃイケナース
- 2001年 - CR花満、CR事件です!、バンバンジャンプ21
- 2002年 - CR新春一番、CR踊れ大酋長、CRレッドライオン
- 2003年 - CR海です
- 2004年 - CR花満開極、CR新海百景
2004年改正規則準拠機
2016年内規準拠機
2018年改正規則準拠機
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パチスロ機種
- 2002年 - ガイアマックス(初参入機)、パチスロ大賞
- 2003年 - 一番太鼓
- 2007年 - スロット花満開(初の5号機)、スロット春夏秋冬
- 2008年 - スロット レッドライオン
- 2011年 - チェリーパラダイス(ソフィアブランド)
- 2013年 - ひまわりパラダイス(ソフィアブランド)
- 2022年 - パチスロ春一番[12]
- 2023年 - Sモモキュンソード(6.5号機、製造:DAXEL)
脚注
関連項目
外部リンク
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