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FTSE MIB指数
イタリア証券取引所の上位40銘柄で構成されるブルーチップ指数 ウィキペディアから
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FTSE MIB指数(フッツィー([ˈfʊtsiː])エムアイビー、FTSE MIB、Financial Times Stock Exchange Milano Indice di Borsa)は、イタリア証券取引所における株価指数。同証券取引所に上場する銘柄のうち上位40銘柄で構成される、時価総額加重平均型株価指数である[1]。算出はFTSEグループが行っている。
沿革
FTSE MIB指数のルーツは、Banca Commerciale Italiana(インテーザ・サンパオロの前身の一つ)の算出によるComit 30である[2]。同指数は1992年12月31日の終値を基準値100として算出開始されたが、1994年10月17日、イタリア証券取引所による算出となったことを機会に1992年12月31日の基準値100は10,000へと換算され[注釈 1]、名称をMIB 30指数に改められた[2]。2003年6月2日にスタンダード&プアーズによる算出となったことを契機に、銘柄数を40とするS&P MIB指数へと改められ、その後2009年6月1日にFTSEグループの算出となったことを契機に現在の名称に変更、現在に至っている[1]。
イタリアの主な株価指数
FTSEグループの公表するイタリアの主な株価指数は、他に以下のものがあるが、FTSE MIBは特に知られ、イタリア証券取引所のベンチマーク株価指数として広く利用されている。
- FTSE MIB - イタリア国内の時価総額の8割を占める、大型株40銘柄で構成。本項で記述。
- FTSE Italia Mid Cap(イタリア中型株指数) - 中型株60銘柄で構成。主な銘柄として、デロンギ、サルヴァトーレ・フェラガモ、メディアセット、ユヴェントスFC、ピアッジオ、トッズ、ボローニャ・ボルゴ・パニゴーレ空港など。
- FTSE Italia Small Cap(イタリア小型株指数) - 小型株で構成。主な銘柄として、ASローマ、ピニンファリーナ、アヴィオなど。
- FTSE Italia All-Share(イタリア証券取引所全株指数) - 大型・中型・小型株を含む220以上の銘柄で構成。2009年にMIBTEL指数から改称。
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指数の推移
Comit 30以来の指数の推移を示す。S&P MIB指数時代の2003年12月31日の取引終了後に、1997年12月31日の終値24,401.54を基準値とする算出方法の再定義が行われており[1]、以下では、1997年以降は再定義後の算出方法に基づく数値を、1996年以前は当初の算出方法に基づく数値(Comit 30の時期についてはMIB 30指数と同様の表示に換算)を表示している。
構成銘柄
脚注
外部リンク
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