トップQs
タイムライン
チャット
視点

Grafana

ウィキペディアから

Grafana
Remove ads

Grafana(グラファナ)は、分析およびインタラクティブな視覚化を可能にする、マルチプラットフォームで動作するオープンソースのWebアプリケーションである。サポートされているデータソースに接続することで、Webブラウザ上でチャート、グラフ、アラートの機能を提供する。追加機能を備えたライセンスを必要とするGrafana Enterpriseバージョンは、セルフホストインストールまたはGrafana Labsクラウドサービスのアカウントで利用できる[4]。Grafanaは、プラグインシステムを介して機能を拡張することができる。エンドユーザーは、インタラクティブなクエリビルダーを使用して複雑な監視ダッシュボードを作成できる[5]。Grafanaはフロントエンドとバックエンドに分かれており、それぞれTypeScriptGoで書かれている[6]

概要 開発元, 初版 ...

視覚化ツールとして、Grafanaはモニタリングのスタックとして人気のあるコンポーネントである[7]。そのため、InfluxDB英語版Prometheus[8][9]Graphite英語版[10]などの時系列データベース、ensu[11]IcingaCheckmk英語版[12]ZabbixNetdata英語版PRTG英語版などの監視プラットフォームElasticsearchSplunkなどのSIEM英語版、その他のデータソースと組み合わせて使用されることがよくある。

Remove ads

歴史

Grafanaは、Orbitz英語版でのプロジェクトの派生物として、Torkel Ödegaardによって2014年に最初にリリースされた。はじめはInfluxDB英語版、OpenTSDB、Prometheusなどの時系列データベースのみを対象としていたが、MySQLPostgreSQLMicrosoft SQL Serveなどのリレーショナルデータベースもサポートするように進化した。2019年、GrafanaLabsはシリーズAファウンディングで2400万ドルを獲得した[13]

Grafanaのユーザインタフェースは、もともとはバージョン3のKibanaに基づいていた[14]

カンファレンスGrafanaCon2020は、2020年5月13〜14日にアムステルダムで開催される予定だったが、COVID-19のパンデミックにより、2日間のオンラインライブストリーミングイベントに変更された[15][16]

Remove ads

採用

GrafanaはWikipediaのインフラストラクチャ[17]を含む幅広い環境で使用されている[7]

ライセンス

2021年4月20日時点で、GrafanaはAGPLv3ライセンスでライセンスされるようになった[18]。Grafanaへのコントリビューターは、GrafanaLabsに将来Grafanaを再ライセンス英語版する権利を与えるContributor License Agreement英語版に署名する必要がある。CLAは、Apache Software FoundationのIndividual Contributor License Agreementに基づいている[19]

それ以前は、GrafanaはALv2ライセンスでライセンスされており、Harmony Contributor Agreement英語版に基づくCLAを使用していた[20]

出典

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads