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H2O (日本の歌手グループ)

日本の音楽デュオ ウィキペディアから

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H2O(エイチツーオー)は、日本音楽デュオ

概要 出身地, ジャンル ...

1976年に結成され1985年に解散。1999年に再結成したが、その後、解散。代表曲は「想い出がいっぱい」、「ローレライ」など。

メンバー

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略歴

要約
視点
  • 上田市立第三中学校在学中、同級生であった中沢堅司(現・なかざわけんじ)と赤塩正樹は別々の高校に進学したものの「スプリング・ブリーズ」というバンドを結成。しかし大学進学、上京を機にバンドは解散へと至る[1]
  • 大学在学中に2人で活動をすることを決意。グループ名は「イエロー・ウイングス」も候補に挙がっていたが[1]、H2Oに決定。化学式の表記をグループ名にすることで「化学反応を起こしたい」という意味合いもあったとしている[1]。活動をはじめた2人が作ったデモテープが認められ、ミュージシャンの林立夫の紹介で、大学2年生の時に[1]アミューズに籍を預けることになる。「H2O」はプロデビューへ向けた楽曲制作に取り掛かるも、プロデューサーから幾たびも直しを言い渡され続けたという。
  • 1980年6月、薬師丸ひろ子主演映画「翔んだカップル」の挿入歌「ローレライ」でデビュー。その後、TV版「翔んだカップル」の主題歌「僕等のダイアリー」が続けてヒット。
  • 1981年に改名の話があった。同じアミューズ所属の桑田佳祐が考案した「太郎山ブラザーズ」(この名前は、地元・上田市の太郎山で二人がバンド練習をしていたという話から。ファーストアルバム「Water Land」のキャッチコピーが「ファースト&ラストアルバム」となっていたのも、この話があったということによる)に改める予定があったが、アミューズ社長の大里洋吉の鶴の一声でこれは取りやめになった[1]
  • 1983年3月25日、5枚目のシングル想い出がいっぱい/10%の雨予報」をリリース。両A面シングルであり、両楽曲共にフジテレビ系アニメ『みゆき』のエンディング曲(前者)、およびオープニング曲(後者)に起用され、大ヒット。一躍知名度を上げた。この曲のレコーディング前に、事務所から「あと半年で契約を終了しよう」と言われていたとのことで、起死回生と言えるヒットとなった[1]
  • 2人はオリジナル曲での活動を求めていたが、事務所の方針でシングル発表される曲は有名な作詞・作曲家の手によるものが多く、自分たちの楽曲はB面やアルバム収録曲に留まっていた。また『想い出がいっぱい』以降は大きなヒット曲に恵まれなかったことに加え、音楽番組やヒットチャートではアイドルや、後にJ-POPと呼ばれるバンドの楽曲が華を咲かせていたため、フォークデュオの形態で歌う2人はジレンマと焦りを感じていたという。当時アミューズに勤務していた寺内壮が新たにマネージャーに着任し、今後の方針を話し合う席で解散の意思を伝えた。
  • 1985年、解散。2人は別々の道を歩むこととなる。
  • 1999年に再結成、上田市制80周年のイメージソング「ここにおいでよ」をビクターエンタテインメント(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)から発売。
  • 2003年にはセルフカバーによる「想い出がいっぱい 〜the 21st century〜」を発売。その後、解散。
  • なかざわけんじは、解散後、1987年 「Kenji Nakazawa With Fiction Band」発売(テイチクレコード)ソロアーティストとしてデビュー。

ライブ活動をメインとしながらスタジオミュージシャンとして光GENJIのレコーディングに参加。以降のソロ作品としては

  • 2008年 シングル「恋ごころ」(Very Records)
  • 2010年 アルバム「Happy way」(ポニーキャニオン)
  • 2012年シングル「あの時の少女へ」(Very Records)
  • 2015年アルバム「35」(Very Records)
  • 2019年アルバム「お陽さまが見てる」(Kenji Records)
  • 提携楽曲として、2022年6月1日 日向坂46「もうこんなに好きになれない」作曲

SMAP×SMAP」等、多数テレビ出演。2004年から熊本に移住し全国的な音楽活動中。2010年から、熊本RKKラジオレギュラー番組「なかざわけんじ&すみママの想い出がいっぱい」継続中。 所属事務所 オフィスNAKAZAWA MUTOWN ENTERTAINMENT

  • 赤塩正樹は、解散後、1985年に渡米し、ニューヨーク大学教育学大学院を卒業。帰国後はフジパシフィック音楽出版(現:フジパシフィックミュージック)で専属作曲家を経て、現在 A.K.A Planet にてプロデュース、アーティスト、語学コンサルタントをしている。2012年3月8日、ドイツ、ベルリン・フィルハーモニーにて彼の新曲「絆のチカラ」が初演された。
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ディスコグラフィー

シングル

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スプリットシングル

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アルバム

スタジオ・アルバム

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ベスト・アルバム

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タイアップ一覧

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その他

  • 1980年7月、ギタリスト今剛のファーストソロアルバム『STUDIO CAT』に「THINK ABOUT THE GOOD TIMES」「GO AHEAD」の2曲を提供している。どちらも英語詞であるが、解散後にリリースされたベストアルバム『Splash!』(1996年)に日本語詞による2曲のセルフカバーが未発表曲として収録されている(2曲のうち「THINK ABOUT THE GOOD TIMES」は「REVIEW 1999」に曲名が変更された)。
  • 2011年8月、サントリーフーズBOSS 懐かしのヒット曲歌謡祭』6缶パックケース1箱に1枚、8cmCDを貼付して販売する企画シリーズ(全30曲)。H2Oは『想い出がいっぱい』を提供。8月16日の第1弾シリーズ「ゼロの頂点」缶に貼付された[2]
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メディア出演

テレビ出演 

映画

脚注

関連項目

外部リンク

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