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ISMレースウェイ

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ISMレースウェイ
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フェニックス・インターナショナル・レースウェイ (Phoenix International Raceway) はアメリカ合衆国アリゾナ州エイボンデールにあるオーバルトラック。1周1マイル(1,600m)。観客席数は7万6800席。通称は砂漠の中にある1マイルトラックということでdesert mile。砂漠の中といっても近くの空港から30~40分ほどであり、交通の便では便利なトラックである。

概要 所在地, 収容人数 ...

1964年竣工という非常に古いトラック。NASCARの三大シリーズ(NASCARカップ・シリーズエクスフィニティ・シリーズキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ共に3月と11月の2回開催である。

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トラックの特徴

  • オーバルコース寸法
さらに見る 長さ, バンク角 ...

1マイルのトライオーバルではあるが、カーブがフロントストレッチ側でなく、バックストレッチ側に有るのが大きな特徴。このカーブはドッグレッグとも呼ばれる。

1、2ターンが11度。3、4ターンが9度という非常にバンクの浅いトラックである。その性格としてはマーティンズビルに似たトラックで、きっちりコース幅を使い切れるインライン有利であり、アウトラインからの追い抜きは難しい。しかしながらコーナーの曲率もマーティンズビル並みに小さいという事は無く、ストレート長も確保されてはいる。ここではバンクを降りてもペナルティはとられないため、バックストレッチ側ではショートカットしてオーバーテイクすることも可能である。

トラックの老朽化が進んでおり、サーフェイスには無数のひび割れも確認出来るような状況であったが2011年シーズン終了後に改修された。それでもタイヤの消耗は非常に厳しく、2タイヤチェンジはギャンブルと言わざるを得ない。ギャンブルを成功させるための鍵となるコーション回数は最少2回~最多12回と波があり、しかも統計的には後半になればなるほど出にくいトラックなので、難しいトラックである。

タイヤ、ブレーキディスク、そしてドライバーにかかる負担が大きいこのトラックでは、総走行距離がマイルではなくキロメートル単位で設定されており、春と秋のレースは共に500km、312周で競われる。

2008年秋開催時には5台による壮絶な燃費走行合戦、2009年春開催時には残り20周でのコーション時全車が4タイヤチェンジなど戦略的な面での勝負になることも多い。コーションが少ないレースでは、最終周目前に燃料切れで優勝争いから離脱するドライバーも見られる。

2017年1月30日、総工費1億7800万ドルの改修プロジェクトを実施すると発表した[1]。 主な改修内容は、

  • グランドスタンドの移設
  • フロントストレッチとバックストレッチを入れ替え
  • コントロールラインは現在のターン1とドッグレックの間に移動

等となる。

2017年9月26日、通信会社のISMコネクトとの間でネーミングライツ契約を締結したと発表[2]。これにより、トラックの名称が2018年から2020年1月までの間、「ISMレースウェイ」となった。

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NASCARカップ・シリーズ

要約
視点

記録

最多勝9ケヴィン・ハーヴィック
最多トップ515ケヴィン・ハーヴィック
ジミー・ジョンソン
最多トップ1024ジェフ・ゴードン
最多出走34ジェフ・ゴードン
マーク・マーティン英語版
最多ポール4ライアン・ニューマン
最多ラップ10477マーク・マーティン
最多ラップリード1522ケヴィン・ハーヴィック
アベレージスタート*5.8カイル・ラーソン
アベレージフィニッシュ*5.2アラン・クルウィッキ英語版

* 出走回数5回以上に限定。

勝者

さらに見る シーズン, 開催日 ...
  • (*) 降雨のため短縮
  • (**) グリーン・ホワイト・チェッカーまたはNASCARオーバータイムにより延長
  • (a) 2010年4月のレースは距離を600km、規定周回数を375周としたが、グリーン・ホワイト・チェッカー適用となり、総周回数は378周でレース終了。
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トラックレコード

さらに見る イベント, 開催日 ...

脚注

外部リンク

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