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デイル・アーンハート・ジュニア
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ラルフ・デイル・アーンハート・ジュニア(Ralph Dale Earnhardt, Jr. 1974年10月10日 - )はアメリカ合衆国ノースカロライナ州出身のNASCARドライバー。
彼の実父であるデイル・アーンハート(デイル・シニア)は、NASCAR最高峰のウィンストンカップ・シリーズで通算7回の年間王者に輝いた稀代のドライバーである。兄であるケリー・アーンハートも目立った成績は残せなかったが、同シリーズに参戦していた。同じくNASCARドライバーのジェフリー・アーンハートはケリーの息子で、デイル・ジュニアの甥にあたる。NASCARに二世ドライバーは数多くいるが、単に「ジュニア」といえばデイル・ジュニアを指すほどの不動の人気を誇る。
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略歴
要約
視点
17歳の時に地元で行われたストリートストックカーレースでプロキャリアをスタートさせる。
その後ブッシュシリーズで1998年、1999年と2年連続でシリーズチャンピオンを獲得。
2000年からウィンストンカップ(現モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ)にフル参戦を果たす。第7戦テキサスと第11戦リッチモンドで2勝を挙げるが、そのシーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーは同年にデビューしたマット・ケンゼスが獲得した。
その後はデイル・シニアと共に同シリーズへ参戦していたが、デイル・シニアは2001年のデイトナ500のファイナルラップでのクラッシュにより帰らぬ人となる。この出来事もあるだろうが、現在では往年のデイル・シニアのファンだった者達の多くが彼のファンであると言える。
2008年シーズンより、デビューから在籍していたデイル・アーンハート・インクを離れ、ヘンドリック・モータースポーツへ移籍。この移籍により、カーナンバーは#8から#88に変更された。
デビュー年からコンスタントに優勝を重ねていたが、2009年から2011年にかけて丸3年に渡り優勝から遠ざかる。
漸く2012年6月17日、第15戦Quicken Loans 400(ブルックリン)に於いて144戦ぶりに優勝する。
2014年2月23日、開幕戦デイトナ500で勝利。デイトナ500では2004年以来2度目の勝利となり、自身にとって節目となるカップ戦通算20勝目である。
2016年のスプリントカップではシーズン中に脳震盪の診断を受けたため、第19戦ニューハンプシャー(ロードン)以降の全レースを欠場することとなった[1]。シーズン残りのレースは代役としてアレックス・ボウマンと2015年限りで現役を引退したばかりのジェフ・ゴードンが交替で参戦した。
2017年シーズンは開幕よりカップ戦に復帰。しかしながら第1戦デイトナ500では予選2位でフロントロースタートであったものの、多重クラッシュ(ビッグ・ワン)に巻き込まれ37位、第2戦アトランタではペナルティやタイヤトラブルなどで30位と精彩を欠いたものとなる。第8戦ブリストル終了後の4月25日、2017年シーズン限りでの現役引退を表明した[2]。
2018年からはNBCスポーツのNASCAR中継、NASCAR on NBCの解説者に就任[3]。第17戦シカゴランドの中継からジェフ・バートン、スティーヴ・レターテらと共に解説を務めている。レターテは2011年から2014年までヘンドリック・モータースポーツでデイル・ジュニアのクルーチーフを務めた人物である。
リストリクタープレートレースを得意としており、カップシリーズではデイトナで3勝、タラデガで6勝を挙げている。なお、タラデガでのプレートレース歴代最多勝は彼の父、デイル・アーンハート・シニアの10勝である。
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戦績
要約
視点
ナスカー
モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ
デイトナ 500
エクスフィニティ・シリーズ
* Season still in progress
1 Ineligible for series points
インターナショナル・レース・オブ・チャンピオンズ
(key) (Bold – Pole position. * – Most laps led.)
- NASCAR最高峰シリーズ
- 2016 - スプリントカップ 36戦0勝 ランキング32位
- 2015 - スプリントカップ 36戦3勝 ランキング12位
- 2014 - スプリントカップ 36戦4勝 ランキング8位
- 2013 - スプリントカップ 36戦0勝 ランキング5位
- 2012 - スプリントカップ 34戦1勝 ランキング12位
- 2011 - スプリントカップ 36戦0勝 ランキング7位
- 2010 - スプリントカップ 36戦0勝 ランキング21位
- 2009 - スプリントカップ 36戦0勝 ランキング25位
- 2008 - スプリントカップ 36戦1勝 ランキング12位
- 2007 - ネクステルカップ 36戦0勝 ランキング16位
- 2006 - ネクステルカップ 36戦1勝 ランキング5位
- 2005 - ネクステルカップ 36戦1勝 ランキング19位
- 2004 - ネクステルカップ 36戦6勝 ランキング5位(年間勝利数:キャリア最高)
- 2003 - ウィンストンカップ 36戦2勝 ランキング3位(ランキング:キャリア最高)
- 2002 - ウィンストンカップ 36戦2勝 ランキング11位
- 2001 - ウィンストンカップ 36戦3勝 ランキング8位
- 2000 - ウィンストンカップ 34戦2勝 ランキング16位 フル参戦開始
- 1999 - ウィンストンカップ 5戦0勝 ランキング48位 ※スポット参戦
- NASCAR下位シリーズ
- 1999 - ブッシュシリーズ 年間王者
- 1998 - ブッシュシリーズ 年間王者
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その他
- 映画『カーズ』には彼を模したキャラクター、“ジュニア”が登場する、オリジナル版では彼自身が声を務めた。
- 親交のある歌手のプロモーションビデオ等に度々出演をしている。
- 2017年5月、ESPNは世界で最も有名なアスリート100人を発表し、69位に選出された[43]。
脚注
外部リンク
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