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レイバー・デイ・テレソン
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『MDAショー・オブ・ストレングス』(英語: MDA Show of Strength)とは、1966年から2014年まで、アメリカ合衆国のレイバー・デイ(労働者の日)に併せて毎年開催されていた、チャリティーテレビキャンペーン番組。
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歴史
アメリカ合衆国の筋ジストロフィー協会は、1950年代からチャリティー活動を開始しているが、その活動を広く理解してもらうために、1966年より同国のコメディアン・俳優であるジェリー・ルイスが発起人・総合司会を担当し、「ジェリー・ルイスのレイバー・デイ・テレソン」(別名「MDAテレソン」)として開催するようになった。
筋ジストロフィー患者の社会参加・治療費の捻出などを目的としたこのイベントは、2010年までは労働者の日の前日夜〜当日夜にかけての概ね20時間以上に亘りラスベガスで開催され、アメリカを代表する著名人・芸能人が、車代なし報酬なしのボランティアで多数出演し、音楽コンサートやミュージカル・トークなどのショーを展開してきた。
番組終了前の最終募金金額発表の際に、紙吹雪が舞い降り、最後に『You'll Never Walk Alone』を歌うのが恒例となっていた。
2011年に、ジェリー・ルイスが高齢になったため、司会を退いてからは規模が大幅縮小され、労働者の日当日の夕方に時間を大幅に短縮する形で継続されるようになった。
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歴代募金総額
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日本での翻案
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NRN系のAMラジオ局11局が毎年12月24日正午から24時間放送しているチャリティ番組『ラジオ・チャリティー・ミュージックソン』と、日本テレビが毎年8月に開催する大型チャリティーキャンペーン「24時間テレビ 「愛は地球を救う」」の開催企画は、この「レイバー・デイ・テレソン」が基となっている。なお両番組ともに萩本欽一が初回から司会者として出演しており、降板後もゲストとして毎回何らかの形で番組に出演し続けている。
『24時間テレビ』は、当時日テレ社員で、深夜の情報番組「11PM」を担当していたディレクターの都築忠彦が、定期的に「大橋巨泉の考えるシリーズ」と題した社会派ルポを特集する日があり、その中の「世界の福祉特集」という企画で、アメリカの福祉事情を取材していた時にこの番組を視聴。都築は「この企画は日本でも出来るのではないか」と、当時の制作局長であった井原高忠と協力し、日本の著名人、NNS各局をはじめ、企業・団体などの協賛を取り付けたとされているが、これに関して都築は、『MDAテレソン』は特定の病気(筋ジストロフィー)のための募金集めであり『24時間テレビ』とはコンセプトが異なること、そもそも(指摘されるまで)該当の番組を全く見ていなかったとして「レイバー・デイ・テレソン」から着想したという話を否定している。
この「世界の福祉特集」からの派生発展により、日本テレビ開局25年記念事業の目玉として、1978年8月に第1回の「24時間テレビ」が盛大に開催され、以後今日に至るまで続く日テレの夏の看板番組に成長、毎年数多くの寄付が寄せられ、日本最大級のチャリティーイベントとなった。この第1回の総合司会が大橋巨泉らであった。
出典
関連項目
外部リンク
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