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Windows Live Spaces

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Windows Live Spaces(ウィンドウズ ライブ スペース)は、マイクロソフトがかつて運営・提供していたブログサービス。Windows Live IDを使用したWindows Liveサービスのひとつであった。

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概要

2004年8月10日、マイクロソフトが前身となるブログサービス『MSN Spaces』(ベータ版)をサービス開始し[1][2][3]、同年秋には正式版となった[1][2][4]。この『MSN Spaces』は『魔法のiらんど』を運営するティー・オー・エス(後の株式会社魔法のiらんど)と提携し運営していた日本発のサービスであり、当初そのユーザー層は若い携帯電話ユーザーと『Hotmail』や『MSN メッセンジャー』のユーザーの両方が想定されていた[3]が、その想定通りこのサービスはMSN メッセンジャーを介して大きくトラフィックを獲得していった[5]。一方、ティー・オー・エスとの共同運営は2005年11月22日に終了となった[6]

2006年1月26日には『MSN Spaces』がアフィリエイト重視へと大きくアップデートされた[7]ものの、2005年に発表された『Windows Live』構想[8]によって2006年5月9日に『MSN メッセンジャー』の後継となる『Windows Live メッセンジャー』のベータ版が[9]、次いで2006年6月20日にその正式版がリリースされる[9]と、2006年8月2日には『MSN Spaces』もSNS機能のある『Windows Live Spaces』へとリニューアルした[10][11]

2006年8月11日にはWindows Live Spacesだけでなく他のブログサイトでも使えるブログ編集ソフトウェア『Windows Live Writer』のベータ版がリリースされ[12]、2007年11月6日には『Windows Live』のアップデートに合わせてその正式版がリリースされた[13][14]

しかしながらその後は『Windows Live Messenger』などのインスタントメッセンジャーに代わって音声・ビデオチャット中心の『Skype』が台頭し[15]、『Windows Live Spaces』は2010年9月にサービス終了の予告が行われ[16]、次いで2010年12月29日にはWordPressのブログサービスへの移行が推奨され[16]2011年3月末をもってサービスを終了した[16]。なお2011年5月10日にはマイクロソフトが『Skype』の買収を発表し[17]、その『Skype』が『Windows Live メッセンジャー』の後継となっていった[18]

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機能

Windows Live Spacesには以下のような機能があった。

スペースのカスタマイズ

ガジェットの表示
Windows Live Galleryより入手したガジェットをスペースのメインページに表示できる。
テーマやモジュール、レイアウトなどの編集
自分の好きなテーマや画像などをスペースの背景に設定できる。
アクセス許可
登録した情報の公開レベルを指定できる。
ブログ記事への動画の添付
Flash動画をブログの記事中に貼り付けることができる。

写真についての機能

その他の機能

Amazon アソシエイト
スペースで Amazon アソシエイトを使用すると、購入された金額に対して一定額の報酬を得ることができる。
電子メールでの投稿
携帯電話などから電子メールを使用して、ブログの記事や写真を投稿できる。
アクセス情報
どのサイトを使ってスペースを訪問したか、詳しく参照できる。
ダッシュボード
自分のスペースの状況を簡単に参照できる。
メッセージの送信
自分のメールアドレスを知らせずに相手とのコンタクトをとる。
友人リストの追加
スペースを通して友人をつくることができる。
Windows Live Writerでブログを編集
Windows Live Writerを使ってブログの編集が可能となっている。
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脚注

関連項目

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