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OS X Mavericks
MacOSシリーズの10番目のバージョン ウィキペディアから
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OS X Mavericks(オーエス テン マーベリックス)は、Appleが開発したMac向けのオペレーティングシステム (OS)。OS Xシリーズの10番目のバージョンである。バージョンナンバーは10.9。OS X Mountain Lionの後継バージョンとして、2013年10月22日に無料でリリースされた。OS本体の最終セキュリティアップデートは、2016年7月18日にリリースされたセキュリティアップデート 2016-004[2]である。
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概要
2013年6月10日に開催されたWWDC 2013の基調講演で発表された。同日、開発者(Macデベロッパープログラム登録者)へデベロッパープレビュー版も配布された。一般向けには2013年10月22日に無料でリリースされた。
対応環境/システム条件
- iMac (Mid 2007 以降)
- MacBook (13-inch Aluminum, Late 2008)、(13-inch, Early 2009 以降)
- MacBook Pro (13-inch, Mid-2009 以降)
- MacBook Pro (15-inch または 17-inch, Mid/Late 2007 以降)
- MacBook Air (Late 2008 以降)
- Mac mini (Early 2009 以降)
- Mac Pro (Early 2008 以降)
- Xserve (Early 2009)
インストール先の Mac は以下の条件を満たしている必要がある。
- OS X Mountain Lion、Lion、または Snow Leopard v10.6.8 がインストール済みである
- 2 GB 以上のメモリが搭載されている
- 8 GB 以上の空き容量がある
特徴
要約
視点
パフォーマンスの改善
- タイマーコアレッシング
- 低負荷のプロセスをまとめて処理してアイドル時間を増やすことにより、CPUの電力消費を抑える。
- App Nap
- 他のウインドウの背面に隠れているアプリの処理速度を低下させることにより、電力消費を抑える。
- 圧縮メモリ
- 非アクティブのアプリのメモリを自動的に圧縮するようになる。
なおパフォーマンスは必ずしも改善されるというわけではなく、比較的新しいCPUを搭載した機種でなければ電力効率改善の恩恵は受けられない。機種によってはMavericksをインストールした場合、特にブートやシャットダウンの動作が非常に遅くなる場合があるので、注意が必要である。
追加されるアプリ
追加フォント
新機能
- カレンダーの改善
- スキューアモーフィズムが廃され、マップとの連携を中心に機能が追加される。
- Safariの改善
- Safari 7が搭載され、電源の節約が行われ、共有リンク機能が追加される。
- マルチディスプレイサポートの改善
- Macにディスプレイを接続すると、どちらの画面でもメニューバーとDockが表示され、別のアプリケーションを同時に開いておくことができるようになる。
- Apple TVを外部ディスプレイとして使用することも可能になる。
- Mission Controlでは、複数のディスプレイ間で独立して整理や切り替えを行うことが可能になる。
- 通知センターの改善
- 通知をロック画面で確認することができるようになるほか、通知にその場で返信できるようになる。
- FaceTimeオーディオの追加
- FaceTimeオーディオにより、他のiOS機器およびOS_X_Mavericksを搭載したMacとの音声通話が可能になった。
- Finder タブ
- Finderにタブ機能が追加されるほか、フルスクリーンにも対応する。
- タグ
- 全てのファイルにタグをつけて管理できるようになる。従来のカラーラベルを発展させたようなもので、ラベルが廃され、タグで代用する。
- 「省エネルギー」機能の強化
- バッテリー消費の著しいアプリを通知する機能を追加。ノートマシンでは電源ボタンを押すとすぐにスリープに入る仕様に変更された。
- Thunderbolt 2の正式サポート
セキュリティ
オプション機能
バージョン履歴
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脚注
その他
外部リンク
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