OpenHarmony
ウィキペディアから
OpenHarmonyとは、OpenAtom Foundationとファーウェイによって開発されているオペレーティングシステム(OS)である[1]。
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開発者 |
OpenAtom Foundation ファーウェイ |
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OSの系統 | LiteOS |
開発状況 | 開発中 |
ソースモデル | オープンソース |
初版 | 2020年9月10日 |
最新安定版 | 3.1 / 2022年3月30日 |
リポジトリ | https://gitee.com/openharmony |
使用できる言語 | 中国語、英語 |
プラットフォーム | ARM、RISC-V、龍芯 |
ライセンス | Apache License V2.0 |
ウェブサイト |
英語ドキュメント: gitee |
マイクロカーネルが採用されており、幅広いデバイスに対応できることが特徴[1]。IoE市場をターゲットとして開発されている。
特徴
マイクロカーネルが採用されており、128KBから1GBまでのメモリに対応した幅広いデバイスに一つのOSで対応できることが大きな特徴となっている[2]。
ハードウェア性能に応じてMini、Small、Standardの3つのバージョンが使用可能であり、以下のように区別される[3]。
- Mini
- 128KB以上のメモリを搭載するデバイスで利用可能なバージョン。スマートホーム製品、センサーデバイス、ウェアラブルデバイスをターゲットとしており、通信と簡単なグラフィック表示、GPIO制御などに対応している[3]。
バージョン
1.0
Mini・Small
- 128KB~128MBのメモリを搭載するデバイスでの動作に対応
2.0
Standard
- 128MB以上のメモリを搭載するデバイスでの動作に対応
- サブシステムの追加
- システムUI、デスクトップ、設定が追加
- アプリケーションフレームワークを刷新
- Ability Cross-platform Engineに対応
- JavaScriptアプリに対応
- オーディオ、ビデオの再生に対応したフレームワークを追加
- GPUに対応
2.2
Standard
- 分散フレームワークに対応
- クロスデバイス転送が追加
Mini
- Mini(LiteOS-A)でリアルタイムスケジューリングを改善
- Miniで画像レンダリングを改善
3.0[4]
Standard
Small・mini
- デバイス間での状態の共有に対応
- デバイス間での認証情報の共有に対応
- 31言語に追加対応
- アプリケーションの権限管理に対応
3.1[5]
- マウス、キーボード、スワイプジェスチャーに対応
- アカウント管理とデバイス間でのアカウント共有に対応
- セキュリティパッチの更新
standard
脚注
関連項目
外部リンク
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