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RCH 155
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RCH 155(英語: Remote Controlled Howitzer 155 mm)は、ドイツのクラウス=マッファイ・ヴェクマン(現KNDS ドイッチュラント)が開発した装輪式自走榴弾砲。
ベース車体にはボクサー装輪装甲車を採用、PzH2000自走榴弾砲の52口径155mm榴弾砲を装備した無人砲塔を搭載し、乗員2名と省力化されている[1][2][3]。
概要
RCH 155は、行進間射撃が可能な世界初の自走榴弾砲となっているほか[4]、ハンターキラー能力を備え、射撃制御と砲塔旋回で直接砲撃モードによる戦車等の近接目標への射撃が可能となっている[1]。
主砲の52口径155mm榴弾砲は、通常砲弾で最大40キロメートルの射程で毎分9発、長距離用のV-LAP弾で最大54キロメートルの射程まで延伸される[1]。弾薬は砲弾30発とモジュラー式装薬144個を搭載する[1]。
走行性能は舗装路上で最高速度100km/h、航続距離は最大700キロメートルとなっている[3]。
比較
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採用国
ウクライナ
- 2022年のロシアによるウクライナ侵攻に伴い、ドイツからの軍事援助分を含め54両を導入予定[5]。第一陣となる6両が2025年1月13日にウクライナ軍へ引き渡され、ドイツ国内での訓練用に使用される[3]。
スイス
- M109 KAWEST自走榴弾砲の後継として、ピラーニャ IVベースのRCH 155選定を発表した[10]。
脚注
外部リンク
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